妊娠中の食生活は、おなかの赤ちゃんのためにも、ママ自身の健康のためにもとても大切ですよね。今回は、食物繊維やタンパク質が豊富で栄養満点な「おから」を使った、妊婦さんにも安心なヘルシーレシピをご紹介します。おからはスーパーで手軽に手に入り、お財布にも優しい食材です。
おからの魅力とは?
- 食物繊維が豊富: 妊娠中に悩みがちな便秘の改善に役立ちます。
- 植物性タンパク質: 赤ちゃんの成長に必要なタンパク質を補給できます。
- カルシウム: 骨や歯の形成に大切な栄養素です。
- 大豆イソフラボン: 女性ホルモンと似た働きをし、更年期症状の緩和などが知られていますが、妊娠中の摂取については後述のQ&Aで詳しく解説します。
妊婦さんにおすすめ!おからレシピ
レシピ1:ふんわりおからハンバーグ
ひき肉におからを加えることで、かさ増しになりヘルシーに。食物繊維もプラスできます。
材料
- 鶏ひき肉または豚ひき肉:200g
- 生おから:100g
- 玉ねぎ:1/4個 (みじん切り)
- 卵:1個
- パン粉:大さじ3
- 牛乳:大さじ2
- 塩こしょう:少々
- サラダ油:適量
作り方
- ボウルにひき肉、おから、玉ねぎ、卵、パン粉、牛乳、塩こしょうを入れ、粘りが出るまでよく混ぜます。
- 小判形に成形し、サラダ油をひいたフライパンで両面を焼き色がつくまで焼きます。
- 蓋をして弱火で蒸し焼きにし、中まで火を通します。
- お好みで、大根おろしポン酢やケチャップなどを添えてお召し上がりください。
レシピ2:簡単おからサラダ
ポテトサラダのようにお手軽に作れる、食物繊維たっぷりのおからサラダです。
材料
- 生おから:150g
- きゅうり:1/2本 (薄切り)
- にんじん:1/4本 (千切り)
- ハムまたはツナ缶:お好みで
- マヨネーズ:大さじ3〜4
- 砂糖:小さじ1/2
- 酢:小さじ1/2
- 塩こしょう:少々
作り方
- きゅうりとにんじんは塩もみをして水気を絞ります。
- フライパンに油をひかず、おからを入れ、弱火で水分を飛ばしながら炒め、サラサラにします。(焦がさないように注意)
- ボウルに炒めたおから、きゅうり、にんじん、ハムまたはツナを入れます。
- マヨネーズ、砂糖、酢、塩こしょうを加えてよく混ぜ合わせたら完成です。
Q&A:おからと妊娠について
- Q1:おからは毎日食べても大丈夫ですか?
- A1:はい、適量を守れば毎日食べても問題ありません。食物繊維が豊富なので、食べ過ぎるとお腹が張ることがありますので、ご自身の体調に合わせて調整してくださいね。
- Q2:乾燥おからでも同じように使えますか?
- A2:乾燥おからを使用する場合は、レシピに記載されている「生おから」の分量を参考に、水分で戻してから使うのが一般的です。製品によって戻し方が異なりますので、パッケージの表示をご確認ください。
- Q3:おからを使った離乳食レシピはありますか?
- A3:おからは離乳食にも活用できます。ただし、食物繊維が多いため、初期から与えるのは避け、お子さんの成長に合わせて少量ずつ始めるようにしてください。水分量を多めにしてやわらかく煮るなど工夫が必要です。
- Q4:おからに含まれる大豆イソフラボンは、妊娠中に摂取しても大丈夫ですか?
- A4:大豆イソフラボンは女性ホルモンに似た働きをしますが、通常の食生活で大豆製品を摂取する分には問題ないとされています。過剰な摂取は推奨されていませんので、サプリメントなどでの補給は控えるようにしましょう。心配な場合は、かかりつけの医師に相談してください。
- Q5:おからでアレルギーが出ることはありますか?
- A5:大豆アレルギーをお持ちの方は、おからでもアレルギー症状が出る可能性があります。大豆アレルギーの診断がある場合は、摂取を避けてください。
まとめ
おからは、妊婦さんにとって嬉しい栄養がたっぷり詰まった食材です。今回ご紹介したレシピ以外にも、おからクッキーやおから蒸しパンなど、様々なアレンジが可能です。ぜひ、毎日の食卓にヘルシーなおから料理を取り入れて、快適なマタニティライフを過ごしてくださいね。無理なく、ご自身のペースで楽しくお料理してください。
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