私は現在5歳の息子を子育て中です。
今日は息子がまだお腹にいた頃の話をしたいと思います。
私は普段から心配性です。
さらに妊娠中はデリケートな事もあり、気持ちが不安定になる事が増え、心配性に拍車がかかって悩んだり泣いたりする事が多かったんです。
ですが私が泣いていると息子は決まって、お腹を「グニョグニョ~」「ポコポコ!」としてきたんです。
まるで「泣かないで。元気出して!」って言っているかのように、元気に動いてくれていました。
妊娠後期に入り、予定日はまだ遠いのに切迫気味だと病院で言われ、自宅安静の指示が出ました。
その頃には仕事も退職していましたし、旦那の親とは同居だった為、周りの助けもありました。
なので私が動きすぎたといった事もなかったので、「ストレスが原因だろうか…。」と自分なりに考えていました。
しかし、自宅安静をしっかり守っていても子宮頸管の長さは変わることはなく、「予定日よりも早く産まれるだろうね。」と先生に言われていました。
「もしかして私がくよくよしているから心配して早く会いに来ようとしてくれてるのかな?」と勝手に都合よく解釈したりもしました。
しかし予定日が目の前に迫っても、陣痛の兆候は見られません。
その頃、お腹の中の息子は「3000g超えたね。」と言われていたので、もういつ出てきても大丈夫でしたし、私も自宅安静が解除されてお散歩をするようにしていました。
そして予定日を2日過ぎ…ついに陣痛がきました。
「やっと会えるんだなあ。」
そう思いながら入院しましたが、陣痛が始まってから産まれたのは約30時間後。
とても元気な産声をあげた息子は、3900g超えのBIGな赤ちゃんでした。
産まれた瞬間から偶然かもしれませんがニコニコと笑っており、体の力が抜けたのを覚えています。
「子宮頸管が短かったのは、赤ちゃん大きくて圧迫されていたのかもね~。」と先生に言われました。
正直、初産で3900g超えの赤ちゃんを30時間かけて出産というのは、すごく体力も痛みもありました。
それから会陰切開する時は一瞬でしたが、縫合したあとは違和感ありありでした。
でも私のもとに産まれてきてくれたビリケンさんのような息子を見て、痛みも疲れも一気に吹き飛びました。
かなりの心配性で、少しの事でくよくよして泣いてばかりだった私ですが…
今では息子にたくさんの笑顔をもらい、日々の小さな幸せをいっぱいに噛みしめ、くよくよするのをやめました。
きっと息子の心配はやめられないと思いますが、しっかりと前を向いて親子3人で歩いていきたいと思っています。