こんにちは。38歳専業主婦のあきです。
我が家には8歳と5歳の子供がおり、現在第3子を妊娠中です。
ここでは、2人目、3人目を妊娠中に起こったことをお話させていただきます。
2人目の赤ちゃんがお腹にいるとき、上の娘は3歳でした。つわりで遊びに連れて行ってあげられない日が続いたので、つわりがおさまってからは公園に行ったり児童館に行ったりしました。
ムリをしたつもりはなかったのですが、何となく違和感、、、。自宅に戻ってトイレに行くと、出血してました。しかも!お股から何か出てる⁉︎ポコっと触れるものがありました。何かが挟まっているような感覚です。
急いで病院に電話しました。「軽く出血しています。あと、何か出てきています!赤ちゃんが出てきているんでしょうか⁉︎」と。
診察時間外でしたが、すぐに来てくださいと言われ、タクシーで向かいました。
診察してもらったときには、出血も止まっていて出ていた何かは引っ込んでいたので、様子見ということになりましたが、あまり激しくは動かないように、と言われました。
あの違和感が何とも気持ち悪くて、また出てきたらどうしようという恐怖で、自分なりに調べたところ、「子宮下垂」という言葉を見つけました。
子宮下垂とは、本来は膣の奥側の骨盤内にある子宮が、膣の中に落ち込んでしまう症状のことを言います。これが進み、子宮が膣の外まで出てしまうと「子宮脱」になってしまいます。
妊娠、出産によって子宮を支える指示靭帯が弱ったり緩んだりし、骨盤を支える力が低下することによって起こるため、妊娠、出産を経験した女性の約半数に生じると言われています。
え⁉︎子宮が外に出る⁉︎怖いー‼︎それ以来もう恐怖で歩くのも怖いくらいでした。
里帰り出産の予定だったので、予定していたより早く実家に帰り、何とか無事に出産することができました。ですが出産後に助産師さんから、「子宮が下がり気味だから、体調が落ち着いたらしっかり産後体操した方がいいよ。」と言われました。やっぱり子宮が下がっていたんだー‼︎子宮脱にならなくてよかった‼︎
産後は教えてもらった体操をできるだけしましたが、妊娠による一時的な子宮下垂は産後にはおさまるとネットで書かれていたので、育児に追われて忘れていました。
うちは主人と話し合って、子供は2人でいいと決めていたので、もう妊娠、出産することはないと思い込んでいました。
が、、、思いがけず3人目を妊娠‼︎しかも38歳の高齢出産。授かった命なので産むことに決めましたが、歳にはかないません。体力も落ちていて、その上2人の子供たちのお世話をしながらの妊娠です。週に3日パートもしていました。
走ったり運動したわけではありませんでしたが、妊娠8ヶ月で前回と同じように出血。そして、また違和感。同じ症状でした。
病院に連絡して診察してもらったときには、以前と同じように出血も止まり出ていたものもおさまっていたので、「ムリはしないように。」これも前回と同じでした。
またあの違和感と恐怖。忘れていたけど一瞬で思い出しました。
今回は高齢出産ということ、しかも里帰り出産できないということもあり、子宮下垂、子宮脱にならないようにするにはどうしたらいいのかを必死で調べました。
まず、骨盤を締めるための骨盤ベルト。私はよく聞く「トコちゃんベルト」を購入しました。仰向けに寝転んでお尻の下にクッションなどを敷き、内臓を元の位置に戻した状態で足の付け根にトコちゃんベルトを巻きます。骨盤をしっかり締めるために、お風呂のとき以外はずっとつけておく方がいいそうです。
次に骨盤底筋体操です。これが2人目を出産した後に助産師さんに教えてもらった体操です。
仰向けになり、膣と肛門を上半身の方に引っ張るようにしてお尻の穴を引き締めます。これは立っているときでも座っているときでもいいそうです。お尻の穴を引き締めて5秒数え力を抜きます。これを数回繰り返すことで子宮を支える筋肉を鍛えることができます。
産後の尿もれなどにも効果があるそうです。
これに加え、私は自宅でできるだけ安静にしているのですが、横になるときはだいたいお尻の下にクッションを敷いています。
切迫早産の症状のある人がよくする方法らしいのですが、子宮が下がってくるのを防ぐ効果もあると書いていたので取り入れています。また、妊婦さん自身の体重増加も子宮下垂を引き起こす原因にもなるそうなので、あまり太らないように気をつけています。
今、妊娠9ヶ月に入りました。あれ以来出血も子宮下垂もありません。これからまだ赤ちゃんは重くなるので、まだまだ油断はできませんが、、、。このまま無事に出産したいものです。
妊娠、出産は女性にとって大きなイベントですね。かわいい我が子に会うまでには、さまざまなことが起こります。ですが産まれてきた我が子を抱っこする瞬間には、痛かったこと辛かったこと怖かったことなど忘れ去ってしまうものです。
妊娠中の方、これから赤ちゃんを産みたいと思っていらっしゃる方、ぜひ穏やかな妊婦生活をお過ごしくださいね。