私は初めての妊娠の時に、分からないことがたくさんありました。
妊娠初期の時はお腹の子が流産しないか毎日不安でしたし、1ヶ月に1度の検診がくるのが毎回長く感じられていました。しかし、きちんと大きく育ってくれるお腹の子に毎日感謝していました。
出産までの十月十日に一番悩んだことは、お腹の子が逆子だったことです。初めのうちは頭が上に向いていてもそのうち治るから大丈夫だよと言われていたのですが、なかなか頭はしたに行かなくて産婦人科の先生から逆子体操について教えてもらいました。逆子体操を毎日やっていても検診では頭が上に向いていて、先生からあと2週間で戻らなかったら帝王切開も考えようねと言われていました。
初めは帝王切開についてお腹を切ることが怖くて出来れば自然分娩で出産したいなと強く思っていました。しかし、職場に出産経験をしている方々がたくさんいて話を聞いていると半分くらいの方が帝王切開で出産をしていて手術の話を聞いたりしていたので、覚悟は出来ていました。
しかし、諦めきれなかった私は逆子にはお灸がいいということを知って逆子灸をやっている整体に行ってやってもらうことにしました。その時は妊娠8ヶ月くらいの時でお腹が結構大きかったです。最後の頼みとして逆子灸にいくことにしていたのでダメだったら仕方ないという気持ちでした。
そして、いざお灸をしてもらう時に初めに血液の流れを良くするマッサージをしてもらったのですがその時に頭がくらくらしてしまいお灸が出来ませんでした。先生から聞いた話だと、首のところが凝っていたりすると頭からお腹の子どもに下を向くんだよ!という命令がなかなかいかないらしく逆子が治りづらいということでマッサージをしたのですが、急に血液の流れが良くなったことでくらくらすることもあると言われました。体調のことを考えて後日お灸をすることにしてその日は帰宅しました。帰りに、整体師の方から「このマッサージによってお腹の赤ちゃんに命令が行って逆子が治るかもしれないですよ」と言われたので次の日の検診でどうなっているかなと期待をしていました。
しかし、次の日の検診では逆子が治っていなく、次の検診で治っていなかったから帝王切開の予定を進めるという話を受けました。なのでその前に一度お灸ができたらいいなと思っていました。
後日お灸をしにもう一度言った時に、マッサージを受けて体調は悪くならなかったので初めてお灸をしてもらうことになりました。しかしお灸は仰向けになっている状態で行うのですが、仰向けの体勢がお腹が大きかったこともありとても辛くてその時も途中で施術が終了になってしまいました。
その時はもう戻らなかったら仕方ないなと思っていて運命の検診に向かいました。その時にお腹の子は下を向いていて逆子が治っていました。2ヶ月くらいずっと治らなかった逆子が治ってくれたので嬉しかったですし、短い時間でしたがやはりお灸の効果なのかなと思いました。逆子が治ってからおかなを撫でて「えらいね〜ありがとね〜」とたくさん褒めたことを覚えています。それからはまた逆子になってしまうこともなく出産を迎えることが出来ました。
しかし、出産では子どもの心拍が弱くなってしまったこともあり結果的に緊張帝王切開になってお腹を切ることになってしまいましたが、逆子のときに帝王切開の覚悟は出来ていたので抵抗なく出産が出来ました。緊張帝王切開までいくと、お腹を切ることが嫌だと言っていることよりも子どもが無事に産まれて来ることが一番になっているので、先生から「帝王切開でお腹を切ることになるけど大丈夫?」と言われた時に「全然大丈夫なので、子どもを助けてください」と即答しました。ちなみに出産は無事に終わり、子どもも異常はなく元気に産まれてくれたので良かったです。
今回の経験をして、絶対に帝王切開でしか産めない状況以外では自然分娩のために出来ることは全てやったのでよかったなと思います。
逆子のときにはどうしようと悩んでいましたが、お腹の子はその位置が居心地がよければ、それはそれでいいのかなと思いましたし、産まれてから話してあげようとも思っていました。でも、逆子に効果があるよと言われているお灸をやることで逆子が治ったのでやってみる価値はあるなと思いました。
私はこの妊娠の期間で知らなかったことをたくさん知ることができました。逆子についても知ることが出来たし、効果がある方法のことや帝王切開のこともたくさん調べて知らなかった知識をたくさん得ることが出来たのでいい経験が出来たなとプラスに捉えています。
知らない状態だと不安が大きくなったりわ怖いと思うことがありますが何でも調べて経験した方が自分のためにもなるなと思いました。
妊娠期間中に逆子について1番悩みましたが、逆子体操とお灸で治ることもあると分かったので逆子で悩んでいる人は是非やってもらいたいなと思います。