妊娠中の妊婦さんの悩み大集合

体重管理、むくみ、便秘、痔、切迫早産…沢山の悩みが・・・

妊娠中はとにかく、妊娠していない時とは体の調子が明らかに変化します。
妊娠していない時は悩んだ事のない沢山の悩みに遭遇して、自分の体の変化をただただ感じていました。

まず一番に苦労したのが「体重管理」です。
もともと体重管理の厳しい病院でしたので、毎回検診の度に助産師さんの厳しいチェックがありました。
つわりの時は何も食べ物を受けつけなかったのですが、つわりが終わると食べ物を美味しく感じる幸せがやってきて、お菓子やらファストフードやらとにかく食欲が旺盛になっていました。
前回の検診時より体重が増加しすぎると、助産師さんからキツイだめ出し?お説教がありました。「あなたにおやつは必要ないから」と言われびっくりしてしまいました。(結局、家では隠れて食べていましたが。)
普段、妊娠していない時は食べても、そんなに太らない体質だったのですが、妊娠時は少し食べただけで、見事に体重に反映していました。特に妊娠後期は水を飲んだだけでもなんだか体重が簡単に増えてしまい、恐ろしかったです。
食欲の欲求と闘いつつ、なるべく我慢しながら少しずつ食べたり、寒天やキノコ、海藻などカロリーの低い食べ物、野菜などを食べて頑張りました。

そして、次に悩んだのは「むくみ」です。
やはり、つわりが終わって妊娠中期位から症状は出始めました。
少しでも立っている時間が長いと、足がむくみでパンパンになりました。指で足を押すとへこんで跡になるくらいでした。今までも夕方などにむくみを感じる事はありましたが、ここまでむくみの症状が出るのは初めてでした。
助産師さんに相談すると、マッサージがいいよと教えてくれて、足をひたすらマッサージしていた記憶があります。お風呂の中で行うと効果を感じました。ルイボスティーを飲むのも利尿作用があり、良かったです。あとは着圧ソックスを履いたり、寝ているベッドの足元を高くして、なるべくむくまない様にしていました。(あまりにもベッドの足元が高くなりすぎて、主人は大笑いしていましたが…)
それでも、どうしてもむくみがひどくて辛い時は検診の時に漢方薬を処方してもらいました。完全にスッキリとむくみの解消にはなりませんでしたが、少し足が軽くなったのを覚えています。
助産師さんにも、産後しばらくすれば、むくみは落ち着いてくるはずだよと教えられていたので、一時的な事と割り切って、何とか乗り越えました。

そして、「便秘」も悩まされました。
妊娠前は本当に快調で、便秘で悩む事はほとんどなかったです。
ですが、やはり妊娠して体は変化するんですね。びっくりする程、お通じが悪くなりました。(便秘の症状もむくみの原因になっていたのかもしれません)
安定期になると、妊婦さん向けのエクササイズの本を購入して、便秘解消のエクササイズを頑張りました。また産院でも妊婦さん向けのマタニティビクスの教室を定期的に開催していたので、友達と一緒に参加してなるべく運動不足にならない様に心がけました。
あとは食べ物、食物繊維を摂る様に心がけたり、ヨーグルトを多く食べる様にしました。産院で薬を処方してもらいましたが、なるべく薬に頼らない様にして、本当にどうしようもない時以外は自力で何とか頑張りました。
便秘は出産して、縫合した箇所が痛くてイキむ事がしばらく出来ず、産後も続いてしまいましたが、傷の回復と共に徐々に治って、元通りになりました。

そして便秘から引き起こされたのか「痔」も辛かったです。
妊娠後期、便秘すぎてトイレもついついイキみがちだったのですが、それが原因だったのでしょうか。
どうも椅子に座ってもいつまでもお尻が痛い…何かな?切れてるのかな?と最初は違和感を感じるのみだったのですが、だんだん痛さが増して行き、あれ?何?どうしてこんなに痛いの?と恐る恐る手鏡でお尻の部分を見ると明らかにお尻の中身が飛び出ていて、指で中に押し込んで戻そうとしても戻らず、かなり焦ってしまいました。
主人に泣きながらどうしようと訴えました。見せる事はしませんでしたが、主人も驚いていました。
ちょうど次の日が検診だったので、先生に相談しました。
先生は特別驚かず「あぁ、痔だねぇ、塗り薬出すから、じきに治るよ」と言ってくれました。言葉通り処方された薬を塗ると痛みも治まり、お尻の部分の飛び出しも中に引っ込んでくれました。かなりショッキングな出来事でしたが、無事に治って本当に良かったです。

そして、妊娠後期は切迫早産と診断され、「ウテメリン」を飲むのが辛かったです。
副作用が強く、動悸やめまいを感じ思う様に体を動かす事が出来ませんでした。
二人目の妊娠時は切迫早産で入院もしたので、点滴で投与されたので、さらに副作用が強く大変でした。
普段通りの生活を心がけていましたが、切迫になってしまうとなるべく安静にしていないといけないので、出産準備もあまりできなかったり、主人にお願いをする事も多く申し訳なかったです。

妊娠期間は10か月と本当に長く、つわりから始まり、様々な体の不調があって悩みが尽きなかったです。
とにかく、自己判断をせず、頼れる助産師さんや先生に相談する事が大切だと思います。

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