妊娠日記は誰の為?
子どもが生まれて3年。
そういえば妊娠日記を書いていたんだ!
と思いだしました。
子供が生まれるのを心待ちにしていたあの頃。
毎日どんな思いを綴っていたのだろう…
とわくわくしながら見返してみると、
毎日1番最初に書かれているのは、
便秘薬を何回飲んだかと便の記録。
妊娠6か月から、
帝王切開のために入院したその日の朝まで、
毎日、最初に便の記録が書かれています。
それを見て自分で何だこれは!
と思わずツッコミを入れてしまいました。
そうでした。
私が妊娠中大変だったことナンバーワンは
「便秘」だったのです。
もちろん、つわりも大変でした。
2か月間白いご飯は食べられなかったし、
常に気持ち悪くてほとんど寝たきりでした。
毎日パンと果物とゼリーを食べて過ごしました。
夫の整髪料の匂いに吐きそうになり、
湯気が気持ち悪いのでおふろにも入れず、
シャワーだけの日々が続きました。
健診で血液検査をした時に、
先生に
「つわりがひどいことが血液検査の結果に出てる」
と言われたほどでした。
つわりは本当につらかったけど、
2か月程度で終わりました。
そう、辛くてもその期間は短かったのです。
赤ちゃんはもちろん!でもやっぱりママも辛いの!
そしてつわりの後に待っていたのが「便秘との戦い」です。
そしてこの戦いは長く続きました。
自慢ではありませんが、
私は妊娠するまで便秘に悩まされたことは1度もありませんでした。
どちらかというとお腹を壊してしまうことが多く、
食べても太れない体質でした。
妊娠して辛いつわりの時期を乗り越え、
安定期に入り安心していると、
今度はどんなに食べ物で対策しても便秘になってしまいます。
どうしても辛かったので産科の先生に相談して、
お薬を処方してもらいました。
しかし薬を指示されたとおりに飲むと、
今度はお腹を下してしまいます。
出なくても辛いし、お腹を下しても辛い…。
毎日食事に気を使い、
運動した方が良いと言われたので、
毎日ウォーキングも始めました。
妊娠日記には毎日どれだけ便秘対策をしたかが
しっかりと綴られています。
妊娠・出産で体質が変わったためか、
産後も便秘との戦いは続きました。
産後しばらくしてから、良い漢方薬の病院を知り、
漢方薬を飲み始めてからは、
徐々に体質が変わっていき、
長い間悩まされていた便秘になることはなくなりました。
しかし、その時の後遺症なのかよくわかりませんが、
現在ではおしりからの出血に悩まされています。
ところで妊娠日記にはもちろん便の記録だけでなく
赤ちゃんの記録も書かれてました。
でも子供が大きくなった時に見せるかどうかは悩むところです。