妊娠中にサバは食べてもいいのかな?テレビでもサバの水煮缶が健康にもすごい話題になっているけど、でも妊婦だし・・・。
サバ缶のブームでも話題になっている青魚と言えばサバとまで言われているお魚ですね。料理方法も様々だし、一般家庭の食卓にもよくでるため庶民の魚という感覚もあります。そんなサバは妊娠中の妊婦さんにもおすすめしたいほど栄養が豊富なんです。
そこ妊娠中の妊婦さんにとってどういいのか、食べる際の注意点などを詳しく解説していきたいと思います。
妊娠中にサバやサバ缶は食べてもいい?栄養や効果は見逃せない!
妊婦さんは食に対してはしっかりと安全性を確保することが大事になりますよね。今回はテレビでも雑誌でもよく取り上げられるサバがテーマになります。
ちなみに本日3月8日はサバの日なんですね。
サバは健康にも注目されている一方、産地ではブランドサバも多く出てきました。調べてみると種類もこんなに豊富なんです。
多くの方が知っている関サバや金華さばだけではなく、こんなにも多くのおいしいサバが全国各地にあるんですよ!
妊娠中の妊婦さんはサバを食べてもいいの?
サバは庶民の魚というくらい食卓に上がる機会も多い食材なのですが、妊娠中の妊婦さんでも安全に食べれる食材でもあります。
むしろ青魚であるサバは豊富な種類の栄養を持っていて、最近若者の魚離れなどがニュースになっているけれど、お値段も手ごろなのでどんどん食べてほしい魚でもあるんです。
サバの栄養について
サバはタンパク質ビタミン類、カルシウム、DHAやEPAなど多くの栄養が注目されています。水揚げ量も多く、価格も手ごろなため手に入れやすく、調理方法もたくさんあるのでぜひ妊婦さんにも食べてほしい食材でもあるんです。
タンパク質とビタミン類は妊娠する前よりも多く摂取しなくてはならない妊婦さんは、うまく毎日の食事などから栄養バランスを意識した食事が重要になります。
タンパク質は筋肉、皮膚、細胞、内臓、ホルモン、酵素など本当にたくさんのものを作り出す際に必要になる栄養で、妊婦さん自身にもお腹の中の赤ちゃんにも必要になります。
ビタミン類はカルシウムや鉄の吸収をサポートしたり、脳や神経の働き、そしてストレスの抵抗力をアップさせてけつえきを作り出すことにも必要な栄養素。
次に注目したいのがDHAとEPAです。サバがこれだけ注目されている要因となっている栄養素でもあるんですね。
サバは不飽和脂肪酸でもあるDHAやEPAが豊富に含まれる食材でもあり、その効果はとても魅力的なものがたくさんあるんです。
DHAやEPAは、脳の発達や視力、脳神経に働き情報の伝達にも関わってきて記憶などにもいいと話題になっています。これはサバを食べる妊婦さんだけではなく、お腹にいる赤ちゃんにも食べさせてあげたい栄養素でもあるんですね。
妊婦さんがサバを食べる際に注意したいこと
サバは青魚なので水銀に注意しなければならないんじゃあ・・・。そう不安に感じる妊婦さんもおられることでしょう。
魚に含まれる水銀というのは大きな魚に蓄積しやすく、クロマグロやマッコウクジラ、金目鯛やマカジキと言った大型の魚に水銀濃度が高く蓄積する傾向にあります。
サバなどの小型、中型の魚には体に害をなすようなレベルの水銀は含まれないと言われているので、水銀の心配よりも摂取しないことによるサバの栄養をロスすることを考えたほうがいいのかなと思います。
次に妊婦さんが心配になるのがアニキサスなどの寄生虫やウイルス、細菌などの食中毒には気をつけたいところです。
免疫力が低下している妊婦さんは、妊娠前なら大丈夫でもお腹の中の赤ちゃんのことまで考えると慎重に食材を選ぶことも必要になります。
食中毒はなにもサバに限らないのですが、特に生の状態で食べると食中毒のリスクは高くなってしまうので加熱や加工されたサバを中心に食べるほうが妊娠中に関しては安全だと言われています。
今はやりのサバ缶について妊婦さんにはおすすめなの?
サバ缶はテレビでも何度も取り上げられるくらい話題になっていますが、妊娠中の妊婦さんにとってはどうなんでしょうか。
サバ缶、特にサバの水煮缶は豊富なDHA、EPAが含まれていて血管や血液の健康維持には魅力的で、肥満対策や老化防止、記憶力の維持や向上、骨の強化など並べるだけでぜひとも食べたいわと思われる効果がたくさんあります。
妊婦さんにとっては食べてもこれらの効果は得ることができるのか、結論としては安全性としても大丈夫と言われています。しかし、知っておくべきことが2つだけあります。
一つ目は、缶詰は塩分とカロリーが高いものが多い点です。妊娠中は塩分とカロリーは控えたほうがいいとお医者様からも指導されると思いますが、いくらサバ缶の健康効果がたくさんあるからと言ってたくさん食べてしまうと塩分もカロリーもたくさん摂取することになります。
塩分が少ないものにするとか、ノンオイルタイプにする、食べる量を加減するなど工夫はできるので食べすぎには注意しましょう。
2つ目はビスフェノールについてです。聞きなれないかもしれませんが、ビスフェノールというのは、化学物質で甲状腺や膵臓、卵巣などホルモンを作る臓器、乳幼児の脳の発達異常、乳がんに影響を与える可能性があるとされています。このビスフェノールはBPAとも略され、缶詰の一部に入っていることがあると言われています。
ここまでなら怖くて食べれないじゃないかとなりますが、缶詰に含まれるビスフェノールは妊婦さんに影響の出るレベルではないとされています。しかし、量がたくさんになるとリスクは当然高くなるため注意が必要になるんですね。現在はサバの缶詰をたくさん食べて妊婦さんが悪影響が出たという話はでていません。そのくらい安心していいのですが、頭には入れておいた方がいい知識の一つだと思います。
厚生労働省も注意喚起をされていますが、食べるなというような危険な表現ではなく気を付けたほうがいいという表現です。
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ビスフェノールAについてのQ&A|厚生労働省
ビスフェノールAについてのQ&Aについて紹介しています。
少し不安にさせたかもしれませんが、妊婦さんは食事から摂取する栄養はバランスよく様々な食材からとったほうがいいとされています。缶詰ばかりの食事はいくら缶詰の栄養や効果が魅力的でも、やはり健康的ではないんですね。