私が初産の時の体験談です。
出産の兆候が始まったのは、破水からでした。
破水から始まるお産があるというのは知っていましたが、
陣痛からの出産が一般的だと思っていて、
自分も陣痛から始まる出産だと思っていたので
とてもびっくりしました。
初産の破水
破水が起きた時、私は昼寝をしていた時でした。
尿漏れのように液体が出てきて、
それが尿なのか何なのかわからずに、
破水だと認識するまでに時間がかかりました。
破水していたにも関わらず、
破水に対してどう対処して良いのかわからず、
干してある洗濯物を取り込まないと…と思ってしまい、
家事などして少し動いてしまい、
結果タクシーを呼んだ頃にはどんどん出てきてしまって、
結構まずい状態でした。
新生児用のオムツはすでに用意していたので、
それをパット代わりに使い、
バスタオルを敷いてタクシーで移動をしたのですが、
そうしているうちにも徐々に出てきているので
どうしようかな、と思っていました。
福祉タクシーを頼んだのですが、
その運転手さんはのん気に
「今の政治は~」
という話をしていたりして、
それに返答もしていましたが、
心の中では
「早く病院についてほしい~」
と願っていました。
何とか病院にたどり着き、状況を確認しましたが、
かなり出てきていたので絶対安静ということで
とにかく動かないでください、
安静にして横になっていてください、
ということを言われました。
その時にゆっくりと洗濯物を取り込んだり、
入院の最終の持ち物チェックをしていた自分に対して
とても後悔しました。
2人目の破水
二人目の時も破水から始まったのですが、
今度は破水だと気がついたので、
慌てて病院に行きました。
ただその時は夫の方がのんきで、
「破水したからすぐに病院に行かないと」
と言っても、
「じゃあ急いで僕はカレーを食べるね」
と晩御飯にしようとしていました。
タクシーに乗車するまでの準備も慌ただしかったのですが、
私がかなりバタバタ動いて
夫はあまり役に立たなかったので、
これから出産に行くという段階で、
私の方は夫に対してイライラしているような状態でした。
二人目の時はより切迫していて、
産婦人科に到着すると同時にトイレに駆け込み、
そこからは出続けている羊水を止めるためにパットを
何重にも重ねてかなりバタバタとしていました。
お産は陣痛から始まるのではなく、
破水から始まることもあるということを理解し、
もっとしっかり事前に準備して、
心の準備や対応も知っておけば良かったと後悔しました。