妊娠中の妊婦さんの悩み大集合

妊娠中ダイエットにサプリは危険?安全な物の選び方

妊娠中にダイエットは良くないと言われているけど定期健診では、
体重管理を注意されているわたしが飲んで良いサプリはないの?

妊娠中の体重管理に悩んで、
それがストレスになり体調を崩す方もおられます。

そこでこのページでは、
『妊娠中のダイエットに良いサプリとそうでないサプリ』
をご紹介するとともに妊娠中の体重管理ダイエットを
安全に成功させるやり方も一緒に見て行きたいと思います。

安易に、ダイエットサプリに手を出すと
『飲んでみたら裏面に“妊娠中や産後のご使用はお控えください”と書かれていた』

と言ったような事も充分に起こります。

妊娠中のダイエットは、母体の健康を最優先に考えなければなりませんので、
妊娠中のダイエットに使えるサプリを一緒に勉強して行きましょうね。

 

 

妊娠中のダイエットに使って良いサプリ

妊娠中の体重管理のサプリで使って良いサプリは、
栄養補給を助けてくれるサプリです。

栄養補給を助けてくれるサプリは

・葉酸サプリ
・マルチビタミン

代表的なものではこういったものになります。
しかしながら後者のマルチビタミン(大○製薬のネイ○○ーメイドが有名ですね。)は
妊婦が過剰に摂取する事で奇形性が高まるビタミンA(レチノール)が入っているため、
一日一粒という規定量を守る必要があります。

妊娠中に摂りたい『4大栄養素』というものがありますので、
これを参考に栄養補給サプリを選ばれると良いと思います。

・鉄分(妊娠中期から21mg摂取が推奨値)
・葉酸(妊娠初期から480μg摂取が推奨値)
・カルシウム(妊娠初期から900mg摂取が推奨値)
・タンパク質(体重×1.0g~1.5gが推奨値)

この中でも特に注目したいのは、鉄分と葉酸です。
葉酸は細胞増殖と造血に関わる栄養素で、
元気な赤ちゃんを産むためにも大切な栄養素ですが、
推奨摂取量は妊娠時は通常時に比べて2倍に増えます。

また、鉄分不足は妊娠中の貧血を招き、血液中のヘモグロビンの素になりますから、
不足していると赤ちゃんの成長にダイレクトに影響します。

カルシウムも非常に重要で、通常時の推奨値が600mgなのに比べて、
妊娠中は、1.5倍の900mgが必要になります。

カルシウム欠乏は、産後の骨粗鬆症(こつそしょうしょう)につながり、
赤ちゃんの歯や骨ももろくしてしまいます。

また、カルシウム不足は妊娠中でも骨盤のゆがみが
必要以上に大きくなってしまったり、腰痛の原因になったり、
肩こりの原因にもなります。
ストレスなくマタニティライフを送るためにも是非摂りたい栄養素なんですね。

これらの栄養素をまんべんなく補えるサプリメントは
『余計なカロリーを摂りたくない体重管理中の妊婦さん』
にとって非常に大切になってくるんですね。

妊娠中ダイエットに使ってはいけないサプリ

妊娠中ダイエットに使ってはいけないサプリは、
いわゆる『ダイエットサプリ』です。

フォルスコリーやカロリミット、キトサンダイエット、ガルシニアスリムなどの
代表的なダイエットサプリには『ある共通点』があり、
これが妊娠中には使ってはいけないと言われる理由になります。

その『ある共通点』とは、
カロリー摂取をカットしてくれる代わりに必要な栄養摂取も
カットしてしまうという点なんですよ。

バランスが良く、尚且つ母体自身と赤ちゃんの2人分の栄養が必要な妊娠中に
これらの『ダイエットサプリ』を使う事は危険なことなんですね。

また、キトサンの場合は『カニの殻』が原料なので、
アレルギーが赤ちゃんに発症してしまうかも知れないリスクを考えると
『妊娠中には絶対に使ってはいけないサプリ』なんですよ。

 

妊娠中のダイエットサプリについての医師の意見

以前質問サイトにて、妊娠中ダイエットでダイエットサプリを活用するのはアリですか?
と言う質問があり、それに対しての医師の回答として、「ダイエットサプリは全てが安全なものではなく、中には妊娠中の体に良くないものや胎児に影響が考えられるものもないとは言えません。なので個人的には飲まない越した事はないと思います」と言うコメントがありました。
これについてはあながち間違っていないと思います。
しかし近年では、妊娠中の方でも母体や胎児に対して危険なリスクを伴わない安全なサプリメントも登場しています。実際に私の友人も妊娠中の方でも安心して飲めるダイエットサプリを飲んで妊娠中の体重管理を行っていました。
そういったものを選ぶことや、普段の食生活もきちんとすることで、妊娠中ダイエットにてサプリメントはネガティブな存在ではないと私は考えています。

妊娠中ダイエットにおすすめ!「MCTコーヒーダイエット」

妊娠中も安心して飲めて、なおかつダイエットの効果が高く期待できるダイエットサプリメントが「MCTコーヒーダイエット」です。
「MCTコーヒーダイエット」がそのまま商品名になります。

数年前にテレビ番組でMCTオイルを使ったダイエットが放送されて以来、MCTオイルが大変話題になりましたが、そのMCTオイルのダイエット効果に関係してくる成分を贅沢にサプリメントに凝縮したものが「MCTコーヒーダイエット」です。
初めて聞いた!と言う方も少なくないかもしれませんが、このサプリは知れば知るほど試したくなってしまうほど、人の興味を引き付ける魅惑のダイエットサプリです。
こちらのリンクからの詳細を確認することができます。

そもそも妊娠中のダイエットはなぜ必要?

妊娠中に体重管理をするように指示される方は、
てっとり早くカロリー制限が出来るサプリを求めておられると思います。

しかしながら、ここで
『そもそも妊娠中にダイエットが必要な理由』
を知る事が大切なんです。

妊娠中ダイエットの直接的な理由は、
もちろん『体重管理の指示』なのですが、
そもそも論でもう少し深く掘ってみると意外な事実が浮かんでくるんですよ。

そもそも妊娠中に体重管理をする事が
『ちょっとピントがずれている』という事に気が付くと
面白いように『体重管理の亡霊』から解放されます。

『なぜ口うるさく体重管理を指摘するのか』という理由は、
体重の数字自体が問題なのではなく
『血糖値と血圧を管理するため』なんですよ。

妊娠中に限った話ではないのですが、
肥満傾向にある人は全般的に血糖値も血圧も高い。
という前提があった上で
『体重管理を口うるさく指摘する』という話なんですね。

妊娠中に高血圧になると、
出産時に出血量が多くなってしまう危険性があり、
妊娠糖尿病は以前は妊娠中毒と言われ、胎児の死産につながったり、
産道に脂肪が付くと赤ちゃんが出て来られない可能性が高く、
難産になったり緊急帝王切開になるからです。

妊娠中のダイエットのストレス

先ほど、妊娠中に体重管理を厳しく行う理由をご紹介しました。

とはいえ、妊娠中は体重管理にカリカリするほど
ストレスを感じるような事は良くない事なんです。

というのも、妊娠中に感じたストレスは胎盤を通じて
『赤ちゃんに直接的な悪影響を与える』ためです。

WHO(世界保健機構)の調査と定義によると、
妊娠中に母体が感じたストレスは、
赤ちゃんの脳の発達に重大なリスクを与えると定められています。

具体的にどういったリスクがあるのかというと、
胎内にいるうちから赤ちゃんのうつや不眠症、
生まれてからは情緒不安定やADHDと呼ばれる
『多動性注意欠陥障害』のリスクが跳ね上がります。
また、アレルギーや喘息に悩まされるケースもあり、
生まれてからも『ずっと吸入器を手離せない』と言った
トラブルに至ってしまう可能性も指摘されています。

このような『赤ちゃんの人生すら左右しかねないリスク』があるため、
それが少しでも低く出来る『妊娠中ダイエットに安全なサプリ』や
『その使い方』そして、普段の食生活で実践できるポイントを
これから一緒に見て行きましょう。

 

妊娠中ダイエットの安全なやり方

妊娠中に使っていいサプリと使ってはいけないサプリの違いはいかがでしたか?

D○Cの『カロ○○ット』などは『ダイエットをハッピーに!』と
TVCMでも宣伝されていますが、
妊娠中には使ってはいけないサプリな理由が
お分かり頂けたのではないでしょうか。

では、先ほど紹介した『使っていいサプリ』で、
妊娠中の『体重管理ダイエットを安全に成功させるやり方』について
一緒に見て行きましょう。

妊娠中ダイエットは体重管理が目的ではありますが、
その裏に隠されたテーマは『栄養管理』です。

栄養補給サプリ(いわゆる健康サプリですね。)の良い点は

・必要な栄養素を定量的に補える
・栄養バランスの配慮が分かりやすく行える

この2点ではないかと思います。このメリットを最大限に活かすには

・毎日忘れずに規定量を飲むという事だけです。

特に使っていいサプリで前者に登場した葉酸サプリは、
妊娠中の栄養管理が必要なママさんのために開発されているものがほとんどなので、
非常に便利な存在ですよ。

また、妊娠中でダイエットを邪魔してしまうのが
『つわり』が影響するケースが多いようです。

『吐きつわり』は食べられるものが制限されますので、
栄養バランスが乱れやすくなりますし、
『食べつわり』は何かを口にしていないと気持ち悪くなるので、
カロリー過多が心配です。

前者の吐きつわりの方は栄養補給に。
後者の食べつわりの方は間食が多くなりますので、
そのかわりに食事を我慢するか量を制限して不足しがちな栄養素を補う
という使い方が栄養補給サプリを使った、
安全な妊娠中ダイエットの方法ですね。

また、初期のつわりが終わり、
食欲が増して止まらなくなってしまい太ってしまったという方は、
食事を低カロリーな緑黄色野菜や脂肪分をカットしたお肉類などで
『量をコントロールしながら食べる』のですが、
空腹感が厳しい方は
『食べる時に噛む回数を30回以上に決める・一口の量を少なくする』
という両方を実践すると良いですね。

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