妊娠中の妊婦さんの悩み大集合

妊娠中にグレープフルーツでダイエットしちゃダメ?本当のところを教えて!

妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病による奇形児や巨大児のリスク、帝王切開のリスクなどいろいろな理由からなのですが、その『体重管理』にグレープフルーツが最適なのはご存じですか?

妊娠中に大量に必要になる葉酸やビタミンCやビタミンB1やB6も含まれています。

さらにグレープフルーツには食物繊維も含まれているので、大きくなる子宮に圧迫されて妊娠後期に便秘になりやすい妊婦さんにも良いんですよ。

ただし、妊娠中にグレープフルーツで体重管理のダイエットを行う際の注意点もありますので、一緒に確認しながらみて行きたいと思います。

 

・グレープフルーツってどんな果物?
・グレープフルーツダイエットは妊娠中にどうなの?
・妊娠中には注意!グレープフルーツの食べ方
・妊婦が一日に食べて良いグレープフルーツの量は?
・グレープフルーツジュースはどうなの?
・妊娠中のグレープフルーツダイエットのまとめ

 

妊娠初期には、つわりが酷くてグレープフルーツしか食べられなくなる妊婦さんがたくさんおられます。

ですが、そんな時期に友達に『妊娠中はグレープフルーツは食べない方が良いって話だよ。』などと聞くと、心配になってしまいますよね。

確かに、食べる量や食べ方で注意すべき点はあります。
しかしながら、それさえちゃんと知ってしまえば、つわりでグレープフルーツしか食べられないという方やグレープフルーツダイエットを実践してみたいという方にも安心して使う事が出来ます。

妊娠中のダイエットや食生活をグレープフルーツで幸せにしてしまいましょうね♪

グレープフルーツってどんな果物?

グレープフルーツは妊娠初期のつわりに悩まされている妊婦さんにとって、食べられるもののTOP3に入る果物です。

気候的に日本では栽培が難しいため、日本に出回っているグレープフルーツは、ほぼすべてが輸入物で、主な産地はアメリカのフロリダや南アフリカと言った温暖な地域です。

そのため、年間を通して近所のスーパーでも簡単に手に入る安定供給が実現しているのも妊婦さんに人気になる理由の1つかも知れませんね。

グレープフルーツで摂取出来る栄養素は非常に豊富で、妊娠中の必須栄養素である葉酸は、グレープフルーツ1個で約10%程度を補う事が出来ます。

ビタミンCが豊富で、妊娠中の方で過剰摂取を気にする方もおられますが、ビタミンCは水溶性ビタミンなので、身体にとって必要量以上のものは尿や汗として排出されてしまいますので心配はいりません。

その他には、糖質(炭水化物)をエネルギーに変換するビタミンB1も摂ることができます。
また、ビタミンB6も摂取する事ができて、こちらは『つわりの軽減』にも効果的と言われています。

実際に、妊娠初期につわりが酷い方でグレープフルーツなら食べられるという方が多いのは、つわりの軽減が出来るビタミンB6が摂れるからです。

こういった特徴があるところが、妊婦さんにグレープフルーツが人気になる理由なんですね。

グレープフルーツの種類|ルビーとホワイトはどちらが良いの?

グレープフルーツの種類にはルビーとホワイトがあります。

ルビーとホワイトのグレープフルーツの違いは、βカロチンとリコピンが含まれているかどうかという点です。

βカロチンは、体内で必要な分だけビタミンAに変換されるもので、妊娠中でも安心して食べられます。

また、リコピンはインスリンの分泌を活性化させて妊娠糖尿病のリスクを引き下げてくれます。

なので、グレープフルーツを妊娠中のダイエットに摂り入れる方で、糖分が心配な方はルビーのグレープフルーツが良いと思われます。

しかし、妊娠中で妊娠糖尿病でインスリン治療を受けておられる方は、先生と相談されてからの方が無難です。

妊娠中には食べ物の安全性を1つとっても気になるのは当然で、疑問が解決されないうちは食べるわけにはいきません。

ていねいに疑問を解消して、心配やストレスを少しでも減らして、幸せなマタニティライフを過ごしましょうね。

グレープフルーツダイエットって妊婦にどうなの?

グレープフルーツダイエットとは、毎日の食事前にグレープフルーツを1個食べるというもので、グレープフルーツで摂ることが出来る食物繊維のペクチンが、糖の吸収を穏やかに制限してくれる働きがある事から人気になっています。

ただし、妊娠中に必要になる栄養素はグレープフルーツで摂れるものの他にも鉄分やカルシウムもあり、グレープフルーツの栄養素に偏りがちなグレープフルーツダイエットを安易に実践する事はおすすめ出来ません。

妊娠中は、あくまでも『栄養補給の味方』として、グレープフルーツを程よく食べる事が大切なんですね。

妊娠中には注意!グレープフルーツの食べ方

グレープフルーツは、近所のスーパーや八百屋さんで手に入るもののほとんどが輸入品というお話を冒頭でもお話させて頂きました。

実は、これが妊娠中の妊婦さんで注意しなければいけない点なんです。

というのは、基本的に農産物の輸入品は船便で日本に運ばれてくるため、防腐剤と防カビ剤が散布されているんです。

そのため、妊娠中の妊婦さんが安全性に万全を期すためには、グレープフルーツを流水(水道水で大丈夫ですよ。)の中で5~10分泳がせて、防腐剤や防カビ剤を洗い流してから食べると良いでしょう。

すでに食べてしまったという方でも、数個程度なら問題になる量ではありません。

あまり神経質になるのは考えものです。妊娠中にずっとグレープフルーツを食べ続ける方は、先ほどの『洗ってから食べる方法』を実践されるという事で問題ありませんので安心してくださいね。

妊婦が1日に食べて良いグレープフルーツの量は?

妊婦さんが11日に食べて良いグレープフルーツの量には上限はありません。

というのも最初の『グレープフルーツってどんな果物?』の部分で、摂れる栄養素についてご紹介しましたが、過剰摂取が心配と思われている方も多いビタミンCやビタミンB群については、水溶性ビタミンであるため余剰分は体外に排出されてしまうからです。

むしろ、妊娠中の体重管理ダイエットに役立ってくれるリコピンや、抗酸化作用の高いβカロチンなど、妊婦さんとお腹の赤ちゃんにとって嬉しい栄養も摂れるので、積極的に摂り入れてみてはいかがでしょうか。

ただし、先ほどの防腐剤や防カビ剤をしっかり取り除くという点とすでに妊娠糖尿病でインスリン治療を受けておられる方はグレープフルーツの食べる量を先生と相談されるなど疑問を解決してから実践してくださいね。

また、上限を決めて定量的な食べ方をしたいという方は、お腹の空き具合や一日の食べられる量に個人差もありますので、毎日の食事の前に半分にカットしたグレープフルーツを食べるなど試してみてみてはいかがでしょうか。

自分の性格なども考慮して、真面目な方は定量的に管理された方がストレスも少なく済むはずですので工夫してみて下さいね♪

妊娠中のグレープフルーツのダイエットのまとめ

妊娠中のグレープフルーツを使った体重管理ダイエットの効果や注意点をもう1度まとめてみましょう。

・妊婦が1日に必要な葉酸の約10%が摂れる
・初期のつわり軽減が期待出来るビタミンB6も摂れる
・食物繊維のペクチンが妊娠後期の便秘軽減に役立つ
・血糖値の急上昇を防いでくれるリコピンも摂れるルビーはおすすめ
・食べる際に防腐剤や防カビ剤に注意する
・食べる量には上限なし。個人差で工夫を楽しみましょう!

こういったところが、妊娠中にグレープフルーツによる体重管理のダイエットを行うポイントです。

妊娠してから糖尿病の診断を受ける方もおられるためインスリン治療を受けていらっしゃる方など、例外はありますが、それでも個々に先生と相談してから摂り入れるなど、安心出来る条件をしっかり決めて、幸せな妊婦生活を楽しんで下さいね♪

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