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体験談

つわりがきっかけで旦那と溝が出来た!!

私が妊娠中に1番印象に残った出来事は、つわりの時に旦那のニオイが嫌になってしまい、夫婦の間に溝が出来てしまったことです。

私達夫婦は3年間の妊活を経て、待望の妊娠を果たしました。
2人で協力して待ち望んだ妊娠なので、妊娠中は幸せそのものだと思っていました。

その頃の私は完全に妊婦さんになることを軽く考えていたのです。

実際には辛いことばかりで、何よりも辛かったのは初期から安定期まで続く、酷いつわり。

初めはご飯が炊けたニオイや煙草のニオイなどで吐き気が出るようになり、つわりマックスの時はなぜか旦那の加齢臭(笑)によって何度も吐くようになりました。

旦那は私よりも6つ年上で40歳を迎えていました。
そのため、中年独特の加齢臭を放っていました。

妊娠する前は全く気にならなかったのですが、つわりをきっかけに旦那のニオイに過剰に反応するようになってしまった私。
そばにいるだけで吐き気を感じてしまう為、旦那と距離をとるようになってしまいました。

旦那は寂しそうにしながらも私を労わってくれて、背中をさすってくれることもありました。

旦那の優しさも理解していたのですが、旦那がそばによる度に嘔吐してしまうので、心を鬼にして正直に現状を伝えました。

私の言葉を聞き、旦那はショックを受けたのでしょう…。
翌日から私を避けるようになりました。

しかし私にとっては旦那が避けてくれる方が好都合。
つわりが治まるまで1人でおとなしく過ごしたいと思っていました。

私のつわりは安定期を過ぎてもなかなか治まることはなく、体重が5キロ以上減ってしまったので入院も視野に入れることになりました。

旦那は相変わらず私を避け、帰宅時間はだんだん深夜になり、時には帰らないこともありました。

距離をとってくれる方が好都合と初めは感じていましたが、妊娠している私を支えることも出来ないのか…と不満や怒りの感情が湧きあがってきました。

子供を産む事は全て女の役割という現状に対し苛立ちを感じ、夫に胸の内を全てぶつけました。

妊娠中はホルモンバランスが変化することでイライラしたり落ち込んだりと、感情のコントロールが出来なくなります。
そんな状態を旦那に全てぶつけることでストレスを解消していたのかもしれません。

そんな態度の私に対し旦那は呆れてしまい、お互いに避けるようになり、しつしか夫婦の間に溝が出来てしまいました。
そしてこの溝は臨月を迎えるまで埋まることはありませんでした。

出産して当時を振り返ると、妊娠中は私の自己中心的な態度や言葉で旦那を沢山傷つけてしまったと反省する部分が多くあります。
つわりが酷いからって旦那を避けて、辛い時だけ旦那を必要としていた私はダメな妻だなって思います。

今ではその当時の様子を旦那も理解してくれていて、夫婦仲は元に戻りました。

今度また妊娠することが出来たら…2人で妊娠生活を乗り越えていきたいと思っています。
そして旦那をしっかりと支えられるように、私は思いやりを忘れないようにしたいです。

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