二人目を妊娠したときに、できるだけ安静にするように医師から言われていました。無理をして動くと、普通の人に比べて流産をしてしまう確率が高いと言われていたからです。
でも上の子供がすでに2歳で、一緒に外に遊びに行こうと頻繁に言われていましたし、家の中でも追いかけっこをしようと言われたりしてその対応にとても困っていました。「ママはおなかに赤ちゃんがいるから、今は動けないの。ごめんね。我慢してね。」と言ったりしていたのですが、まだ理解ができず泣きじゃくることも多くありました。
上の子供にも申し訳ないし、二人目を妊娠できてうれしい気持ちもあったのですが、どうすることもできないこの状況にイライラすることも多くありました。でも、妊娠中にイライラするのはよくないと聞いていましたし、イライラしてはいけないと自分に言い聞かせていました。近くに自分の両親が住んでいるわけではないので、簡単に協力してもらうこともできませんでした。夫が休みの日とか、仕事が終わって早く帰ってきた日などは、積極的に上の子供を遊びに連れていってもらっていました。パパに外に遊びに連れていってもらったり、家で遊んでもらうだけでストレス発散になっているようでした。
でも、昼間に一緒にいるのは私です。やはり上の子供は、昼間にストレスがたまっているのがよくわかりました。今までなら、午前中は近くの支援センターなどにいって遊んですごしていました。そのため、午後からは疲れてお昼寝をすることもありました。また、一緒に午前中買い物にいって午後からは公園にいったりしていました。でも、妊娠をしてから一切出かけることができなくなり、家の中でも私は走り回ったり動き回ることができなかったので、すごく上の子供に我慢させている気持ちがありました。正直、どうしたらいいかわかりませんでした。
保育園も働いていないと預けることができないと聞いていたので、最初から諦めていました。でも、市役所にこの状況を相談してみました。そしたら、病院から安静にしないといけないことが書かれている診断書をもらうことができれば、特別に子供を保育園に預けることができると教えてもらえました。
私は、そんなことができたんだ、とかなり衝撃を受けました。私はすぐに病院から診断書をもらってきました。妊娠中のため安静生活をしないといけない、といったことが書いてある診断書です。それを市役所にもっていったら、特別に上の子供を保育園にいれさせてもらえることになりました。保育園に通うようになってから、私も子供が保育園にいっている間一人で家でのんびりと過ごすことができますし、子供も毎日ストレスがたまらなくなったように感じました。保育園に行き始めた最初の一週間は少しだけぐずったり、保育園に行きたくないということもありましたが、すぐに慣れて毎日楽しそうに保育園に通うようになりました。毎日友達と楽しく遊んでいると、先生からも連絡帳を通して聞けるようになりました。
家にいたら、毎日絵本を読んであげたり、テレビを見せたりといったようなことしかしてあげられなかったのですが、保育園に通うようになってからは毎日外でおもいっきり遊んだりお散歩にいったりしているようで安心しました。昼間、外でおもいっきり体を動かして帰ってくるので、夜は毎日ぐっすりと寝てくれるようにもなりました。
保育園に子供を通わせていたおかげで、自分も安心して安静生活を送ることができましたし、子供もストレスなく毎日楽しく過ごせていたので本当に助かりました。
一人目の妊娠なら、自分の好きなときにのんびりと過ごすことができますが、二人目の妊娠ではそうはいきません。近くに子供をみてくれる両親が住んでいる場合はなんとかなるかもしれませんが、近くに子供をみてくれる人がいないときには診断書があれば保育園にいれることができます。これから二人目を妊娠する予定のある人とか、今二人目を妊娠しているけれど安静にするように医師から言われていて困っているといった人は、保育園を利用するのがおすすめです。
保育園を利用することで、自分も安心して安静生活ができますし上の子供もストレスがたまりません。せっかく妊娠した小さな命を守るために、保育園を利用することはとても大切なことです。無理をして上の子供の面倒を家でみていたら、最悪は流産していたかもしれません。でも、上の子供を保育園に預けることができたので、妊娠できた小さな命も守ることができましたし、上の子供も楽しく過ごすことができました。上の子供を保育園に通わせるようになってから、成長を感じるようにもなりました。いろいろと言葉が出るようになりましたし、お友達も大勢できたみたいで、家でもお友達の話をいろいろとしてくれるようになりました。私にとってもすごく安心できましたし、子供にとっても成長できるいいきっかけになったので通わせて本当によかったと感じています。私はこのように、妊娠中の問題を解決できました。