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ママの変化 体験談

食べツワリと激しい飢餓感

食べツワリが始まりましたのは、妊娠してから二か月くらいの頃でした。
猛烈にお腹がすいて気分が悪くなってしまうのです。
その勢いは壮絶で、ジェットコースターに乗っているくらいの勢いで急激にお腹がすいてくるのです。
その辛さは、本当につらい、餓鬼道という地獄を垣間見たように思います。
この食べツワリが始まりましたころには、日ごろは小食なほうでしたからどうすればよいのかわからずに、苦しんで途方に暮れていました。
冷凍しています包ご飯を電子レンジで温めて、卵をかけて卵かけご飯にして勢いよく食べたりして、急にやってくるたまらない空腹感に対応していました。
この食べツワリのつらさ、お腹がすいて気持ちが悪くなる状態は二日もしましたら状況が把握できてきました。

悩む妊婦さん

食べてから、およそ二時間しましたら次の空腹感と飢餓感が襲ってくるのです。
この飢餓感からはなんとしても逃れたいものです。
飢餓感から逃れるために、二時間くらいたったかな、というころには前もって冷凍ごはんを温めて、卵かけご飯や、おにぎりを用意して食べるようにし始めました。
すると、あの狂気のような苦しみの飢餓感から逃れることができたのです。
私はこのころ仕事を休んでいました。
もし勤務中でしたら、二時間に一度ごはんを温めて食べるのは大変だったと思います。
小さめのおにぎりを数個用意して、二時間にひとつづつ隠れて食べるという方法がちょうどよいかもしれません。

外出するときには、朝食の後、家の片付けやらメイクという支度をして、出かける前におにぎりを食べて出かました。
駅までは自転車で20分です。電車に乗って40分かけて目的地にたどり着いて、お買い物などへ向かう前に、喫茶店でパスタなどをお腹にいれておきます。
前もって食べておかなければ、電車の中やお買い物、もしくは客先で最悪の飢餓感に苦しまなければならないと思いますと、早めに食事いたしました。
早めの食事をするようになってから、飢餓感からは逃れられて比較的平穏な状況になりました。

他の、食べられないツワリの方よりも、私のタイプの食べツワリはコツをつかみましたら過ごしやすいかもしれません。
まあ、二時間ごとにごはんというのも色気もないなあ、と気落ちしておりましたが。

主人は夜中に起きだして、あんかけにゅう麺などを作り出す私を見て驚愕しておりました。
「君は今までスイーツばかりを間食にしてきたのに、お菓子ではなくて、ごはんを夜中に作っているとは信じられない。」というのです。
恥ずかしながら、ごめんなさい、一緒に食べる?と言いながらシイタケやわかめを刻んでにゅう麺のあんを作っていました。
そうなのです。大好きだったお菓子やスイーツが、実は食べられなくなっていたのです。
基本的にごはんや、出汁の効いた食べ物が壮絶に食べたくなってしまうのです。
なんか女子力ないなぁと気落ちもしました。

しかしこの時期、二時間ごとに飯を食べながらも病院の検診では全く体重の増加はありませんでした。われながらこれは不思議に思っていましたが、今思いますと新陳代謝が相当に上がっている状況だったのでしょう。
きっと妊娠には栄養が必要なのです。
ごはんや卵、野菜や出汁は必要だから体に取り入れたくなったに違いありません。

妊娠して四か月を過ぎるころには自然と食べツワリは消えてきました。
以前として、飢餓感を迎える前にごはんを食べる、ということは徹底していましたから食べツワリではあったのですが、気持ち悪さ、お菓子が食べられない、ということが消えていったのです。
なんだかうれしくなって、大好きだったお菓子を食べ始めました。
たくさん食べたわけではありません。
スナックやチョコレート、毎日少し食べ始めました。
そうしますと、病院の妊婦検診で、「ちょっと、何がありましたか?体重が急激に増えていますよ。」と助産師さんは驚いて、ドクターからも注意を受けました。
おやつの量は決して多くはありません。
しかし、二時間ごとのごはんプラスおやつ、というのはオーバーカロリーだったでしょう。
とても残念でしたが、この際ごはんを少なくしておやつを増やそうと頭で考えていました。
するとドクターが、「お腹の赤ちゃんに、どんな栄養を与えたいのか考えてください。」と言われてしまったのです。
どうやら考えていることがばれてしまったようでした。

妊娠中はダイエットを強いられます。
今までは自由だった体重も頻繁に計測されてチェックされます。
これまで太ったことのない私でしたが、そんなにチェックされますとストレスもかかります。
検診では血液検査や尿検査もあり、血糖値もチェックを受けます。
毎回の血糖値は(-)マイナスで、問題なくクリアしてたのですが、一度だけ(+-)プラスマイナス、ということがありました。
早速助産師さんから、「何がありましたか?いつもと違うことは何でした?」と聞かれ、考えてみますと、いつもの朝食はパンとコーヒーだったのですが、今朝はジュースとジャムをパンにたことを思い出して素直に答えました。
「ジャムやジュースはなるべく控えてね。」と言われました。
ジュースはたくさん飲んだわけではありません。100ミリリットルくらいです。ジャムもティースプーンに一さじでした。
朝の妊婦検診のときには、食事には注意が必要です。

ここだけの話すが、おいしいスイーツは、妊婦検診の後が良いですよ。
(たくさん食べちゃだめですから、極上のスイーツ1個で秘密のストレス解消になります。)

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