結婚して2年が経ち、そろそろ子供がほしいなと思っていたころに妊娠が発覚しました。
元々生理不順だったので気がつくのが遅かったのですが、普段は風邪なんてひかないのに
仕事に行く前に気分が悪く1日体調が優れませんでした。食欲も急激に落ち、
そのような状態が3〜4日続いてさすがにおかしいということで妊娠検査薬を試して妊娠が発覚しました。
食欲がなく、ずっと気分も悪くて胃が二日酔いのようなムカムカする状態だったので
妊娠したのは嬉しかったのですが素直に喜べない自分もいました。
食べることが大好きな私は3〜4日ほとんど食べれず気が滅入っていましたし、
妊娠発覚の直前にはお腹が痛くて痛くて泣きそうなほどでした。
妊娠というと幸せなイメージしかなかったので、これがつわりだったら本当に辛いし
いつまで続くんだろうと不安な気持ちになりました。
フルタイムで働いていてしかも現場の責任者だったので、仕事もすぐに休むというわけにもいきませんでした。
つわり期間中毎日なんとか必死な気持ちで職場まで行っていたのですが、
食べることができていないので体力も消耗し毎日が辛かったことを覚えています。
つい最近まで元気だったのに妊娠を機にこんな体調になるなんて、
しんどくて正直妊娠を後悔してしまいました。
そんな後悔している自分にも嫌気がさし、毎日家に帰っては身体も動かず悔しくて泣いていました。
これから自分はどうなるのか不安な気持ちでいっぱいになり、
このときはまだ赤ちゃんが産まれたら、などといったことは想像できませんでした。
毎日が辛くてしんどかったのですが、今思い返せば仕事を休まずに
頑張って行っていて良かったなぁと思います。
体力仕事だったので妊娠発覚後にすぐに現場のみんなに伝えましたが、
気を使ってもらいながら間で休憩も取りつつなんとか続けることができていました。
仕事中は不安な気持ちなどの気が紛れ、疲れはしますが
仕事のおかげで嫌な気持ちを忘れることができていました。
もしつわり期間中にずっと家に居たら気持ち悪いしすることも無いしで
もっとしんどかったと思います。
あなたがつわり期間中に仕事がなんとか続けれる状態なのであれば、
周りの協力も得て続けることがオススメかなと思います。
また、妊娠するといつ職場への報告をするか迷うかと思うのですが、
お腹の中の赤ちゃんを守るためにももし体力仕事であればすぐに言うべきだと思います。
デスクワークであれば直属の上司には報告し、同僚などには安定期に入ってからでも良いかもしれません。
仕事を続けるのであれば誰かしらの助けが必要で、その助けが大きな支えになります。
仕事を続けていた分家に帰ると疲れ切って家事などはできない状態でした。
毎日泣いていたり、体調が悪い私を助けてくれたのはやはり旦那の存在でした。
つわりで辛いときや、妊娠で不安な気持ちでいっぱいなときは
旦那にたくさん話を聞いてもらうと良いと思います。
1番距離が近くて分かり合える相手だと思います。
つわり期間中は家事ができなかったので、旦那に洗濯や掃除などはやってもらっていました。
お互い共働きだったので、家事をしてくれることに対して
感謝を忘れずにいれば協力してくれると思います。
料理だけは旦那もできなかったので、その時に活躍したのが乾燥の麺類や
レトルト食品でした。全て手作りと思わず、しんどいときは
上手く既製品に頼れば良いと思います。
上手く周りに頼れるようになってからつわり期間が少し楽に感じることができるようになりました。
また、自身の親は同じつわり期間中を経験した先輩なので対処法などを聞くこともオススメです。
私は食べれずに不安に思っていると「今は麺類だけでも良いから
栄養を摂るというより食べれるものを食べれば良い」と言われ気持ちが楽になりました。
赤ちゃんのためにも栄養を取らなければと思っていたのですが、
食べれそうだったそうめんを中心に食べれるものをできるだけ食べるようにしていました。
つわりも赤ちゃんが育っている証拠であり、少しずつでしたが
妊娠が発覚して1ヶ月くらい経ったときに母親になるんだなぁという自覚が湧き始めました。
と同時に妊娠を後悔してごめんね、とお腹の中の赤ちゃんに対して思いました。
妊娠15週頃にピタっとつわりが治り、そこからやっと妊娠生活が楽しめるようになっていきました。
身体が赤ちゃんと一心同体でいることが当たり前になってきたのかなと感動しまして。
初めての妊娠だと全てが経験したことがないことで不安になることは当たり前だと思います。
その不安な気持ちを自分だけにとどめずに職場の人や親、旦那にめいいっぱい頼ることが大切だと思います。安定期に入ると残りの旦那との2人っきりの時間を楽しみたいと思えるようになり、旅行やホテルディナー、映画館など子供連れだとなかなか行けないところに行って思い出をたくさん作りました。つわり期間の不安定な時期を一緒に乗り越えたからこそ絆も深まりました。つわり期間を辛いと思っている方はいつかは終わるので、上手く気を紛らわしながら乗り越えてほしいなと思います。