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健康

妊娠中に梅干しを食べていいの?その効果ちゃんと知ってる??

梅干しを食べるとつわりが収まるって噂を聞いたことがありませんか?
梅干しというのは日本人ならとても身近な食材で、
夏の食中毒予防にもおすすめされていたりするのですが、
実際に詳しくその効果や食べてもいい量などを知っている方は実は少ないんです。

このページでは、そんな梅干しに関しての特集をしていこうと思います。
特に妊娠中の妊婦さんは、妊娠初期のつわりに対して梅干しは効果があるのか、本当に食べてもいいのかなど具体的に見ていこうと思います。
ご飯と梅干し

妊娠中に梅干し食べていいの?

梅干しというのはたっぷりの塩分で漬けて作るので、塩分を控えなくてはならない妊婦さんなどは気構えてしまいがちです。中には梅干しを避ける方もおられるくらいです。
しかし、結論から言ってしまうと梅干しは妊娠中の妊婦さんでも授乳中のママさんでも安心して食べることができます。
もちろん塩分は含まれているので大量に食べることはできません。量については後述します。

塩分だけに目が行ってしまいがちですが梅干しにはクエン酸、ミネラル、食物繊維と栄養だけ見てもとても優れているんです。
また免疫が下がっている妊婦さんの熱中症予防にもおすすめなんですよ!

梅干しの栄養効果

梅干しにはクエン酸、ポリフェノール、バリニンという3つの成分が注目されていて梅干しの効果というのはその3つの成分の効果といっても過言ではありません。

クエン酸

最初に梅干しというと思い浮かぶであろう成分でもあるクエン酸ですがその効果はとても魅力的。

  • 疲労回復
  • 血液をサラサラにする
  • 新陳代謝の促進
  • 冷え性改善
  • 脂肪燃焼サポート、デトックス効果
  • 筋肉が軟らかくする
  • 腸の蠕動運動促進・腸内環境を整える
  • 抗酸化作用

軽くあげてもこのようにたくさんの効果がクエン酸にはあるんです。

ポリフェノール

ワインなどでも有名になったポリフェノールですが、ポリフェノールも様々な種類が存在します。梅干しに含まれるのは梅リグナンというものです。その効果は

  • 脂肪の吸収を抑制
  • 脂肪燃焼サポート
  • 抗酸化作用

 

バリニン

  • 脂肪燃焼サポート
  • 肥満予防
  • 痩せ体質にしていく

バリニンは最近梅のダイエットへの効果が注目されている理由となっている成分です。バリニンは他の食材にはほとんど入っていない成分なのでこの成分の働きがテレビや雑誌でもよく特集されるようになってきました。

このように効果が魅力的すぎるくらいなのですが、その中でも妊婦さんに注目してほしいのが

  • 疲労回復
  • むくみ緩和
  • 消化吸収を促す

これらの効果が梅干しに含まれているクエン酸やミネラル食物繊維には期待できるんです。

つわりに対する梅干しの効果

つわりになると通常の食事ができなくなったり、いつもなら何でもないにおいがダメに感じたりと体への変化が顕著に表れます。
もちろんこのつわりというのは、すごく大変だったという方と全然苦労しなかったという方もおられます。
しかし、ひどい方になるとどうにかしてつわりが収まらないかと考えます。
そんな中で梅干しがつわりにどうやらいいぞと聞くと、ついつい食べ過ぎることもあり得ます。
結果は梅干しがつわりに足して効果があるという直接的な医学根拠はまだ確立されていません。
つわりの緩和に必要な栄養素で考えると、必要になるビタミンB1は梅干しの中に10グラム当たり約0.01グラムしか含まれていません。
ではなぜ梅干しがつわりに効果があると言われてきたのでしょうか。

そもそもつわりというのは食べづわり、吐きづわり、よだれつわりなど細かく言えば
何種類かのタイプに分かれて、その人がどんなつわりの症状かというのが関わってきます。
梅干しにはクエン酸が豊富に含まれていて、クエン酸は食欲の増進に効果があります。
つまり、食欲がつわりで落ちている状態の方におすすめで、さらにその疲労回復効果も相乗でのっかかってきます。
ある程度食事が食べれることでつわりも収まったという方が多かったので、梅干しがつわりにおすすめといわれる理由だと考えます。
減塩梅干し

梅干しの熱中症予防効果

熱中症というのは、汗をかき体が脱水症状になることで、
体内の熱を外に放出できなくなったり、血液や筋肉そして神経にまで影響を与えたり、
体温調節機能や自律神経を乱してしまいます。
その結果発熱や痙攣、嘔吐、頭痛などの症状を引き起こして
最悪の場合は命の危険にまで及んでしまう危ない状態を言います。

この熱中症予防には水分補給が必要だと言われているのですが、
最適な水分補給として最近は経口補水液に注目が集まっています。
この経口補水液は、食塩、クエン酸、ミネラル、塩化カリウムなどが梅干しにも含まれていることを知っていました?

つまり梅干しは熱中症の予防にもおすすめの食材なんです!

梅干しは妊娠中などどのくらいの量食べていいの?

つわりになると酸っぱいものが食べたくなって、その代表が梅干しという方も。
そんな中で注意したい梅干しの摂取量について。
梅干しは塩分が多いからあまり食べちゃダメだよ。これも聞いたことがあると思います。
では妊娠中に食べれる梅干しの量というのをご存知でしょうか。
塩分を多く摂取してしまうと妊娠高血圧症候群のリスクを高めてしまいます。
また塩分を多くとるとむくみもひどくなってしまいます。

梅干しに関わらず厚生労働省が塩分摂取量について、1日当たりの摂取量を7グラム未満と推奨されています。

日本人の食事摂取基準 参照

梅干しには産地や作り手さんで塩分の配合量は変わってくるのですが、
基本的に梅干し一つあたりの塩分配合量は約2グラム入っていると言われています。
もちろん塩分は他の食事などでも体に吸収されていくことを考えると梅干しは1日1粒にしておいたほうがよさそうですね。

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