2018年も徐々に終わりに近づいていく今日この頃周りの友達でも風邪が流行したりしている報告が届きませんか。
今回特集するのはインフルエンザに関してみていきたいと思います。
空気が乾燥するとはやってくるインフルエンザですが、秋や冬にかけてだけではなく春や夏に感染することもあるんですね。特に妊娠中の妊婦さんはインフルエンザに注意が必要になります。
テレビなどでもインフルエンザA型やインフルエンザB型またC型などといった名前を聞くけれど、それぞれがどういったものなのか も合わせて解説していきたいと思います。そしてそれらの特徴や流行がどういう時期なのか予防するにはどういう風にすればいいのかも含めてみていきたいと思います。
インフルエンザってどういうもの?
まずは少し難しくなりますが、インフルエンザというものはどういうものなのかを見ていきたいと思います。
私たちが感染する可能性があるのインフルエンザウイルスは大きく分けて3種類存在し、それぞれがインフルエンザのA型、B型、C型と呼ばれており、そのウイルスの型によって症状や対処が変わっていきます。
インフルエンザの共通する特徴として高熱が出るのが一般的なのですが、型の違いや、個人差による体調や体質が影響して高熱ではなく微熱で済む場合も多いので、中にはインフルエンザ自体自分では認識しないという方もおられます。
これはただの風邪だろうと思って放っておくとどんどん悪化してしまうことがあるため 注意が必要になり私たちも病気の知識について知っていく必要があると思います。
インフルエンザA型
インフルエンザ A型は一般的には最初の頃は38°以上の高熱が発症することが多いのですが、これは個人差がありたった1日で下がる場合もあるんです。まず初期の症状として全身症状が現れてからその後鼻水や咳といったような呼吸器症状が現れる傾向があります。
インフルエンザA型の主な特徴
- 急な発熱(高熱)
- 悪寒、寒気、関節痛、頭痛などの全身症状
- 鼻水野生などの呼吸器症状
インフルエンザB型
インフルエンザB型というのは、昔は定期的に流行していたのですが、最近は毎年流行をしているような傾向があります。A型と違ってあまり熱は上がらず微熱程度しか出ないので、その症状の軽さからただの風邪と思いがちな怖さもあります。またA型と違って呼吸器症状だけではなく消化器症状があらわになることが多いのでその辺りもA型との違いとしてあげることができます。
インフルエンザB型の主な特徴
- 高熱はA型と同じだけれど微熱で済む場合もある
- A型と比べて消化器系の症状が多い
インフルエンザC型
インフルエンザC型というのは大人よりも幼児が感染することが多く、一般的には4歳以下になる子供が感染することが多いため予防接種なども幼児や乳児が優先的にされることがあります。
インフルエンザC型も一般的にただの風邪に似たような症状なので、自己判断が難しいのですが重症化するケースもあるため注意が必要になります。
重症化する場合高熱だけではなく嘔吐、下痢、腹痛、発疹などの症状が出るため、初期の症状が軽いうちから注意が必要とされます。このウイルスは一度免疫がつくと長い期間免疫が維持されるので、その後感染したとしても重症化するケースは少なくただの風邪だと思い込むケースもあるんです。
インフルエンザC型の主な特徴
- 高熱や全身症状は少ない
- 鼻水やのどの痛み、咳などが主な症状
- 4歳以下の子供が感染することが多い
- 大人の多くは免疫を持っていることが多いため感染しにくい
インフルエンザはいつごろ流行するの?
一般的にインフルエンザというものは空気が乾燥する時期に流行するのですが 気温や湿度が低くなってくると多くの方がくしゃみや咳による飛沫が空気中に蔓延しやすくなるため 多くの方と触れ合う機会が多い方は注意が必要になります。
インフルエンザがいつごろ流行するのかは
- インフルエンザA型 12~2月
- インフルエンザB型 2~3月
- インフルエンザC型 通年インフルエンザといわれるくらいいつでもですが、主に1~6月くらい
2018年のインフルエンザの流行はいつ?
では今年2018年に 流行するインフルエンザの時期というのはいつでしょうか。
通常流行シーズンとしてはまだ早いのですが2018年、今年に関して言えば既にインフルエンザウイルスが蔓延している地域もあるとの報道が出ています。
2018年のインフルエンザはどの型が流行するの?
去年2017年はインフルエンザB型、A香港型、Aシンガポール型が主な流行型でした。Aシンガポール型は2009年に新型インフルエンザと呼ばれたものです。流行は地域差があるのですが多くの場合基準は東京に合わされることが多いようです。
2018年の今年の場合は今のところB型が早めに流行しているようです。
インフルエンザの予防
インフルエンザはかかってしまうと型の違いで症状は異なるのですが、やはり大事になるのは予防です。
インフルエンザの予防接種
予防接種はインフルエンザに絶対かからないというわけではないのですが確立を下げるためにも有効です。詳しくは以下の記事で特集しています。
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手洗い、うがいなど
手洗いうがいなどは小さなころから親にやりなさいとほとんどの方が言われて育つと思います。インフルエンザに限らず様々な菌やウイルスに対して有効な予防法なので習慣化していきたいところですが、ついつい忘れるという方もインフルエンザにならないためにも毎日外出先から帰ってくるタイミングでは手洗いうがいをしていきましょう。
マスクの着用
インフルエンザの感染源となるのはほとんどが咳やくしゃみなどによる飛沫感染です。インフルエンザの流行シーズンには外出時には空気中にはインフルエンザのウイルスがいるもんだという認識くらいがちょうどいいと思います。自分を守るためと、他人に感染させないようにという両方の意味でマスクの着用は予防としてもマナーとしてもいい配慮になります。
適度な湿度と空気の入れ替え
インフルエンザのウイルスは乾いた空気を好むため、適度な湿度と定期的な換気によって空気を入れ替えるというのはとてもいい予防法になります。目安としては加湿器や空気清浄機で湿度を50~60%くらいに保つといいと言われています。
睡眠とバランスのいい食生活
疲れやストレス、睡眠不足などは免疫を低下させます。妊婦さんも免疫は低下している状態にあります。睡眠をしっかりととったり食生活を栄養バランスを考えて食べることでインフルエンザだけではなく様々な病気の予防にもなるので意識していきましょう。普段は栄養を考えないという人でもインフルエンザの流行中だけでも栄養を考えるのもありだと思います!
なるべく人混みを避ける
人の多い場所や公共機関を使っているとインフルエンザの感染リスクは高まります。もちろん仕事やどうしようもない用事などはしょうがないにしろ、インフルエンザの流行中にはなるべく人混みを避けることはとても大事な予防になるんです。特に妊娠中の妊婦さんや小さなお子様がいるときなどは心掛けるようにしましょう。
インフルエンザの記事まとめ
インフルエンザは気温が低くなり空気が乾燥し始めると一気に拡散し、流行するようになるので予防接種は自分を守るためと妊婦さんはお腹の中の赤ちゃんを守るためにも行いたいものです。インフルエンザにかかってしまうと高熱や呼吸器系や消化器系の症状に苦しむことにもなるので、少しでも疑わしい症状が出た場合は自己判断よりも医療機関に見てもらうようにしていきましょう。
予防接種はもちろん手洗いうがい、マスクの着用など自分や他人を守るためにも普段から行うようにしていきましょうね!!