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体験談

妊娠中は不安な気持ちになりやすい

もともと心配性な私が妊娠した時の話です。
妊娠初期は常に流産を恐れていた為、毎日神様に祈るように(笑)無事に出産できるように願っていました。

健診では赤ちゃんの成長が楽しみという感情よりも異常はないか、無事に生きているか…など不安な気持ちの方が勝っていました。

臨月に入るまでお腹をさすりながら、「まだ出て来ちゃ駄目だよ~。お腹の中にいてね」と繰り返し言い聞かせていました。

いつも言っていたから、その言葉を赤ちゃんは聞き続けたのでしょうね。
臨月を迎え、いつ産まれてもいい時期に入っても一向に産まれる気配がなく、お腹はどんどん膨らんでいきました。

健診で経過を聞くと、予定日まであと3日なのに、赤ちゃんは全く下りてきていないと言われました。
また、子宮口の開きも全くなかったので予定日を過ぎるのは確実となりました。

その結果を聞いた私は、毎日のように「お腹にいてね。」と言い続けたことを後悔。
出来るだけ自分の力で自然に産みたいと妊娠中は思っていたので、赤ちゃんが下りてくるよう様々な運動を始めました。

ウォーキングが1番効果的と言われたのですが、もし破水したら…と考えると怖くなり、自宅で出来ることを始めました。

まず床の雑巾がけを毎日やるようにしました。
その時に出来るだけお尻を突き出し、猫のポーズをイメージして1時間かけて雑巾がけをしていました。
おかげで家中ピカピカになりました。

雑巾がけをしながら、「赤ちゃん、もう出てきていいよ~!!」とお腹に話しかけました。

また運動として、踏み台昇降運動、スクワットと少しハードな運動も始めました。
ヒマさえ見つけてはやっていたので、臨月なのに体重が2キロも落ちてしまいました。

それまでは、流産や早産が怖くて少しも運動をしていなかったので体重は増える一方でしたが、こんなに簡単に痩せることができ、少し嬉しく感じました。

でも予定日を過ぎても産まれる気配がなく…。
「予定日を過ぎても心配ないよ。」と周囲から言われたのですが、出産経験がない私は不安で仕方ありませんでした。

そして予定日から1週間過ぎ、明日から入院し促進剤を使うと言われた時は涙が止まりませんでした。
その夜、そんな状況でもスクワットをしていた私なんですが…まさかの破水。

これで自然に出産出来る!とテンションが上がり気味で病院に行ったのですが、結果的に子宮口が開かず、促進剤を使うことになりました。
促進剤を使うとあっという間に赤ちゃんは生まれてきました。

雑巾がけも運動も頑張ったのに…と少し悲しい気持ちに襲われましたが、可愛い我が子を見るとそんな感情はふっ飛ぶんですね。

今になって妊娠中を振り返ると、もっと心に余裕を持ってマタニティーライフを楽しむことをすれば良かったと後悔しています。
予定日が過ぎても不安にならず、ドッシリと構えていれば良かったと思います。

もし次に妊娠したら、思いっきりマタニティライフを楽しもうと思っています。

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