徐々に今年2020年も終わりに近づいてきました。
今年はコロナウイルスに奔走された一年だったのですが、年末年始には多くのイベントがあり、ごちそうを食べる機会も増えてきます。
忘年会や新年会などはコロナの影響で自粛するという方が多くても、年末だからとか、信念だからという理由で食事も豪勢なものになったりします。
しかし、それが妊娠中の妊婦さんだった場合、カロリーや栄養面で注意しなくてはならないものがと気になるケースもあるんですよね。
もちろんアルコールがダメだとか、生ものに注意しなければならないということはわかっていても地方で異なる具材が入っているおせちなどの正月の料理などにはどんなことに気を付けなければならないのかを中心に今回はお送りしたいと思います。
妊婦さんの年末年始の料理は注意しなくてはならないものがたくさん!おせちはどう?
妊娠中の妊婦さんでも、妊娠初期の方でつわりがまだ激しい方も、安定期に入っていてある程度落ち着いている方など、その状態の違いもあるのですが、例年自分でおせちを作るという方もおられるでしょう。
帰省をされなくて自宅で市販のおせちを取り寄せたり、購入して食べるという方もおられるでしょう。
市販のものは保存料や添加物なども気になるところだと思うので、いろいろな面から見ていこうと思います。
おせちを年末から準備してお正月はのんびり過ごそうかなという方は2021年は多くなるかと思います。
筑前煮やちらし寿司、お雑煮などおせち以外にもお正月になると必ず食べるという日本の文化はわたし自身とても好きなんですよね。
家族だけではなく、普段集まれないような親戚一同が集まる機会という方も、コロナの影響で今回は実家に帰省できないという人も多いことでしょう。
妊娠中はおせちを食べてもいいの?
結論から言いますと、妊娠中の妊婦さんでもおせちは食べても大丈夫です。
ただし、注意してほしい点はありますし、市販のおせちを選ぶ際にどういった基準で選べばいいのかも合わせてみていきたいと思います。
前提条件としてみてほしいのは
- 合成着色料
- 合成保存料
- 放射性物質の検査
これらをしっかりとチェックされているかというポイントを市販のおせちを選ぶ際には見てもらいたいと思います。
妊婦さんが食べることを避けたほうがいいものには
生魚
生肉
生卵
過熱していない貝類
明太子
魚介のお寿司
ナチュラルチーズ
などがあります。もちろんビールや日本酒などのアルコール類は避けましょう。
これら以外にもなるべくなら避けたい食品として
水銀を多く含む魚
ビタミンAが多く含まれている食品
キムチなどの辛い物
加工肉やインスタント食品
海藻
コーヒーやお茶などのカフェインを含むもの
ハーブティーの一部
といったものは少量ならば食べてもいいのですが、なるべくならば避けたい食品として挙げることができます。
これらは厚生労働省でも「これからママになるあなたへ~お魚について知っておいてほしいこと」といったようにわかりやすいように表示してくれます。
この基準をもとにおせちを見ていくと、
地域によっておせちに入っている料理は違うものの、避ける食品は変わらないために見るべきことさえわかっていると、食べれるものと食べないほうがいいなというものがわかると思います。
おせちを食べる際の注意点
おせちだけではなく、正月料理や年末の料理はカロリーや塩分が多くなってしまう傾向にあります。
その分、太りやすくむくみも起きやすくなってしまうため、食べすぎや栄養バランスにも気を付けたいところです。
また正月はごろごろしたいと考えている妊婦さんもおられると思いますが、小腹が減った時に食べるおやつなどにも注意してください。
ついついお休みだからスナック菓子や和菓子などを食べてしまいがちというのも、気持ちはわかるのですが、妊娠中の年末正月という時期においては、誘惑がたくさんあるものの、やはり注意しなくてはならないことが多いんですよね。
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年末年始に妊婦さんに対して注意してもらいたいこと
お腹の中の胎児に影響があるものから、妊婦さん自身の健康、食中毒や細菌類、寄生虫といったように意識しないといけないんですよね。
また、これを見てくださいている方に旦那様がおられたら、ぜひ妊婦さんである奥様をしっかりとサポートしてあげてください。
これらの注意点を意識するだけでも大変だし、普段の生活が妊娠前と比べると大きく変わっているため、伴うストレスは男性側が考えるよりもとても大きなものがあるんです。
年末から帰省する場合、車や電車、飛行機など長時間の移動になる場合は、同じ姿勢でいるとお腹周りや下半身の血行が悪くなり、むくみやすくなったりします。
こういった場合は、適度に休憩を取ってあげたり、座席などで足首をストレッチするというむくみ防止をしていただきたいと思います。
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