【いよいよ!】「陣痛ってどんな感じ?」お産の始まりのサインと、病院へ連絡・行くタイミング

妊婦さんのお腹 ママの変化

こんにちは!赤ちゃんに会える日が近づいてきて、ドキドキ、わくわく、そしてちょっぴり不安な気持ちで毎日を過ごしているあなたへ。

「陣痛ってどんな感じなんだろう?」
「お産が始まったサインって、すぐ分かるのかな?」
「病院へ行くタイミングが分からないと不安…」

そうですよね。未知なる陣痛やお産への不安は、多くの妊婦さんが感じることです。でも、大丈夫。

この記事では、お産の始まりに現れるサインや、よく聞く「前駆陣痛」と「本陣痛」の違い、そして最も気になる「病院へ連絡・行くタイミング」について、あなたの気持ちに寄り添いながら分かりやすくお伝えします。

これらのサインを知っておくことで、いざその時を迎えた時に落ち着いて対応できるはずです。あなたの安心に繋がれば嬉しいです。

お腹が痛む妊婦

「お産の始まり」ってどんなサインがあるの?

お産が始まる前や始まった頃には、体にいくつかの変化が現れることがあります。全ての人に全てのサインが現れるわけではありませんが、知っておくと心の準備ができます。

1.陣痛

「陣痛」とは、赤ちゃんを外に押し出すために子宮が収縮を繰り返すことです。規則的な痛みを伴うのが特徴です。よく聞く「前駆陣痛」と「本陣痛」について整理しておきましょう。

サイン特徴ポイント
前駆陣痛(ぜんくじんつう)・痛みの間隔が不規則
・痛みの強さが一定、または弱まる
・休んだり体勢を変えたりすると治まることが多い
・主に下腹部や付け根に痛みを感じる
出産に向けた子宮の「練習」のようなもの。すぐにお産には繋がりません。
本陣痛(ほんじんつう)・痛みの間隔が規則的(10分おきなど)
・痛みが時間とともに徐々に強く、長くなる
・休んだり体勢を変えたりしても治まらない
・お腹全体や腰、背中にも痛みを感じることがある
いよいよ赤ちゃんに会える準備が本格的に始まったサインです。

「これってどっち?」と迷うこともありますが、規則的で徐々に強くなるかどうかが大きな違いです。まずは落ち着いて、陣痛アプリなどで間隔を測ってみましょう。

2.おしるし

「おしるし」とは、子宮口が開き始める際に、卵膜が子宮壁から剥がれて出血し、それが子宮頸管の粘液と混じって出てくるものです。色はピンク色、茶色、赤っぽい色など様々で、粘り気があります。

おしるしがあると「いよいよだ!」と感じますが、おしるしがあってもすぐに陣痛が始まるとは限りません。数時間後〜数日後に陣痛が始まることもあれば、おしるしがないまま陣痛が始まることもあります。

3.破水

「破水」とは、赤ちゃんを包んでいる卵膜が破れて、中の羊水が流れ出てくることです。陣痛が始まる前に破水する「前期破水」と、陣痛が始まってから破水する場合があります。

  • どんな感じ?: 温かい水がチョロチョロと流れ出るように感じる場合や、ドバッと出る場合など様々です。無色透明〜薄い黄色で、生臭いような独特の匂いがすることがあります。
  • 大切なこと: 破水したら、お産の始まりかどうかにかかわらず、すぐに病院に連絡が必要です! 細菌感染のリスクがあるため、清潔なナプキンを当てて、速やかに受診しましょう。お風呂やシャワーは避け、シャワーを浴びていた場合はすぐに切り上げてください。

4.その他の体の変化

上記以外にも、お産が近づくサインとして以下のような変化を感じる方もいます。

  • お腹が下がったように感じる(胃の圧迫感がなくなり、食欲が出ることも)
  • 頻繁な尿意や便意を感じる
  • 腰痛が強くなる
  • 体がだるくなる、または逆にやたらと元気になり、片付けなどを始める(巣作り本能)

これらのサインは個人差が大きく、全てが現れるわけではありません。「こんなサインがあるんだな」と知っておくだけで十分ですよ。

ソファーで睡眠をとるママ

【最も重要】病院へ連絡・行くタイミング

いざという時に慌てないために、病院へ連絡・行くタイミングをしっかり確認しておきましょう。

まずは、かかりつけの病院から指示されているタイミングを必ず確認してください。 一般的には以下のようなタイミングで連絡・受診を指示されることが多いです。

お医者さんの指示

迷わずすぐに病院へ連絡・行くサイン

  • 破水した時: 量にかかわらず、破水かな?と思ったらすぐに連絡し、指示を仰ぎましょう。
  • 本陣痛が始まった時: 病院から指定された陣痛間隔になったら連絡します。(例:初産婦さんは10分間隔、経産婦さんは15分間隔など、病院によって異なります!)
  • 多量出血: 生理の多い日以上の量の出血があった場合。
  • 胎動を全く感じない、極端に少ない: 妊娠後期、特に臨月に入ってからの胎動の変化には注意が必要です。普段の胎動と比べて極端に少ない、または全く感じない場合はすぐに連絡してください。
  • 強い腹痛が続く、安静にしても治まらない強い張り: 陣痛ではないようでも、痛みが続く場合は我慢せず連絡を。
  • その他、いつもと違う、何かおかしいな?と不安だと感じた時: ママの「気になる」「不安」という直感は大切です。迷わず病院に連絡して相談しましょう。

※上記以外でも、何か心配なことがあれば、遠慮せずに病院に電話してくださいね。

陣痛が始まったらどうすればいい?家での過ごし方

陣痛が始まったかな?と思ったら、すぐに病院へ!となるわけではありません。まずは落ち着いて、以下のことをしてみましょう。

  • 陣痛間隔を測る: 陣痛アプリなどを活用して、痛みの始まった時間と終わった時間、次の痛みが始まるまでの間隔を記録します。
  • 病院へ連絡するタイミングを待つ: 病院から指示された間隔になるまで、家で過ごします。
  • 慌てずに入院準備: 病院への連絡基準を満たしたら、入院バッグの最終確認をして、忘れ物がないかチェックします。
  • リラックスを心がける: 好きな音楽を聴く、アロマを焚く、体を温める(シャワーや足湯など)、ゆっくり呼吸するなど、自分がリラックスできる方法を見つけましょう。陣痛の波を乗り越えるための練習にもなります。
  • パートナーにサポートを頼む: 一緒に陣痛を乗り越えてもらいましょう。背中をさすってもらう、一緒に呼吸するなど。
  • 楽な体勢を見つける: 横になる、座る、四つん這いになるなど、痛みが和らぐ体勢を探してみましょう。
  • 軽食をとる: 消化の良いものを少し食べておくと、お産に向けてエネルギーになります。

焦る気持ちもあると思いますが、家で過ごす時間は、リラックスしてお産へのエネルギーを蓄える大切な時間です。

【比べてみよう】前駆陣痛 vs 本陣痛

もう一度、前駆陣痛と本陣痛の違いを確認してみましょう。

項目前駆陣痛本陣痛
痛みの間隔不規則規則的で、徐々に短くなる
痛みの強さ一定、または弱まる徐々に強く、長くなる
痛みの範囲主に下腹部、付け根お腹全体、腰、背中など広範囲
休息や体勢の変化で治まることが多い治まらない
出血(おしるし)伴うことも、伴わないことも伴うことが多い
破水基本的に伴わない伴うことがある(破水から始まる場合も)

迷ったら、まずは間隔を測ってみて、規則的で強くなっていくようなら病院へ連絡の目安と考えて良いでしょう。

【関連情報】お産の準備とマタニティライフ

お産の始まりのサインを知ることは、出産準備の一つです。プレママラボには、お産の準備や妊娠中の過ごし方に関する情報も掲載されています。ぜひ参考にしてみてください。

 

まとめ:体のサインに耳を傾けて、落ち着いて

「陣痛ってどんな感じ?」という疑問や不安は、赤ちゃんに会える日が近いからこその自然な気持ちです。お産の始まりの主なサイン(陣痛、おしるし、破水)を知っておくことで、いざという時に慌てず、落ち着いて対応することができます。

大切なのは、ご自身の体の声に耳を傾けること、そして病院から指示されている「連絡・受診のタイミング」を事前に確認しておくことです。

本陣痛かな?破水かな?と思ったら、迷わず病院に連絡しましょう。「まだ早いかな?」と遠慮せず、不安な気持ちを伝えることも大切です。専門家である医療スタッフが、あなたと赤ちゃんにとって最も良いタイミングを判断してくれます。

あなたがお産の始まりのサインを落ち着いて受け止め、素晴らしいお産を迎えられますように。そして、元気な赤ちゃんとの感動的な対面となりますように、心から応援しています!

著者プロフィール
妊娠・出産・育児に関する情報を発信し続けて10年。サイトの著者ゆうです。長年の運営で培った専門知識と、ママとしての共感を大切に、分かりやすく丁寧な情報提供を心がけています。一人で悩まず、このサイトをあなたの心強い味方として活用してください。
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