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体験談

ストイックな体重管理で切迫流産に・・・。安全に体重管理をするには?

私が妊娠中に一番辛いと感じたことは体重管理でした。
悪阻の頃は吐き気がひどく、3キロ程痩せてしまったのですが、安定期に入り食欲が戻った途端にリバウンドしました。

悪阻で食べられなかった分、食べることの喜びをダイレクトに感じるので、食欲は爆発してしまっていたのです。

そして安定期に入り1ヶ月で3キロも体重が増えてしまい、健診で医師から厳しく注意され、栄養士の指導を受け体重管理の日々が始まりました。

栄養士からジュースやお菓子、揚げ物、果物の禁止令が出たので大好物のみかんも食べられなくなりました。
野菜多めの食生活を心掛けるよう言われた私はその日から温野菜を中心に食生活の見直しを徹底しました。

体重管理を始めるにあたって毎朝の体重測定、カロリー計算と食事を記録し、1時間のウォーキング。
妊娠前は全くしなかったことを一気に始めました。

なぜそこまでやったのかというと、妊娠前は痩せ型で太りにくい体質だった為、体重について注意を受けることは屈辱的だったから…。
妊娠によって太ることは「自分に甘いからだ!」と言われているような気がして、いつのまにかストイックに体重管理をするようになっていました。

しかし、そんな神経質な行動によって事件が起きてしまいます。

雨が激しく降った日のことです。
小雨程度ならウォーキングに行く私でしたが、さすがにその日は断念。
そのかわりに、家でできる運動をしようと思いました。

前から興味があったマタニティーヨガを動画で確認しながら1時間、その後休んでいるとお腹の張りと痛みを感じたのです。
病院に電話をし診察をしてもらうと切迫流産と言われ即入院になってしまいました。

「今、産まれてしまうと助かる可能性は少ない。」と言われ、絶対安静。
1ヶ月寝たきりで過ごすことになりました。

切迫流産の原因は無理な体勢でヨガをやったこと、無理に運動をしていたことなど私の行動にあったと思います。
またもや医師から厳しく注意され、さすがに涙が出ました。

厳しく注意したあと、医師は「赤ちゃんのことを一番に考えて下さい。」と言って出ていきました。
その言葉に、私は「自分のことしか考えていなかったなあ。」と反省しました。

無事に出産した今では、痩せていた時の自分のプライドは完全になくなりました。
でも適度に運動をして、食生活には気を付けていますけどね。

妊娠中の体重管理は、人によってとてもストレスに感じると思います。
自分に厳しすぎても負担になりますし、何よりも赤ちゃんを1番に考えなくてはなりませんよね。
楽な気持ちでマタニティーライフを楽しめるように、もしまた妊娠した時には気を付けたいと思います。

 

妊娠中の体重管理は赤ちゃんの安全と健康のためにだけに行う

妊娠中の体重管理は必要です。
しかし、スリムな体型を手に入れるために行うものではなく、赤ちゃんがより健康的な成長できる環境を作ってあげることが目的です。
そのため、当然必要以上に痩せてはいけませんし、痩せるための手段も安全な方法を選ばなければいけません。ここで紹介した体験談では、ヨガ行ったことが切迫流産の原因だったと書いてありましたが、ヨガを行うこと自体は悪いことじゃないんです。
でも、通常のヨガだと無理な体勢になってしまうため、妊娠中でも安心して行えるマタニティーヨガなどを行う必要がありました。
これについてはヨガだけに限らず、ウォーキングにしてもスクワットにしても、その他いろんな運動でも言えることなのですが、基本的に妊婦さんが安心して行えるやり方と言うものがあります。
それをしっかりと理解した上で行うことと、今の体の状態でそういった運動をして良いのか、このダイエット方法はして良いのか、という確認を担当の医師に相談することも大切です。

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