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体験談 赤ちゃんの成長

誰よりも先に会いたい!

4Dエコーを楽しみに

妊娠間もなくから、
おなかの中の映像を鮮明に見る事が出来るという
4Dエコーの撮影に興味があり、
わざわざ病院も4Dを行っている場所、
そして動画をDVDにしていただける所を選ぶほど
楽しみにしていました。

大きいお腹とエコー写真のマタニティフォト

4Dエコーの実施時期は
妊婦さんが選ぶことができるのですが、
あまり小さすぎても顔の表情が見れなかったり、
大きすぎると一部分しか見れなかったりするので、
病院の先生と打ち合わせをし、
妊娠20週に実施する事になりました。

初顔合わせ

待ちに待った我が子との対面…。
とても楽しみで前日はお腹をさすりながら、

「明日会えるからね、〇時頃だからどうか起きててね。」

と話しかけ、準備万端。

病院へ向かい診察を待ちました。
その日は病院も混んでおり、
元気に動いていた赤ちゃんが
時間の経過とともに動かなくなりました。

せっかく4Dができるのに寝ていたら悲しいな…
と思いながら待ち続けました。

その後診察が始まり、いよいよ4D撮影開始。

最初に白黒の映像が見え、
もぞもぞと動いている白い物体。

あれ?
いつものエコーと変わらない?
と一瞬不安になりましたが、
すぐにセピア色の鮮明な画像に代わりました。

目を瞑った我が子のエコー映像

赤ちゃんは目をつぶり、手で顔をこすっています。
初めて見る我が子に
「かわいい」
と思わず声をあげてしまいました。

どうして動いてくれないの?

しかし数秒経過しても赤ちゃんは動きません。
よく見ると何かに挟まっているような…。

先生が赤ちゃんの状態を説明してくれましたが

「子宮と胎盤の間に挟まっているね」と。

挟まっていていいのだろうか?
いつ出てくるのか?
と不安になり聞いてみたところ
「問題ない」との事。

私は引き続き画面に映る我が子を
食い入るように見続けました。

しかし一向に挟まったまま動きません。
そして撮影されているのに手で顔を隠してしまいました。
寝ているようにも見えます。

「あーだめだったか」

と諦めかけたその時、
先生が私のお腹をどんどんとたたきました。

妊婦健診でエコー映像を見ている様子

その衝撃で赤ちゃんの手も一瞬動きましたが、
また元の顔の前へ。

そんな息子が私の癒し

どうにかして良い動画、
良い写真を私に渡そうとしてくれたのでしょう。
先生は何度か私のお腹をトントンたたいて
赤ちゃんが手をよけてくれた隙に写真を撮ってくれましたが、
ほとんどが挟まった顔か、
顔の前で両手で遊んでいる写真。

DVDもいただいたのですが、
終始何かに挟まり続け、
顔の前で手遊びする赤ちゃんの様子が映り続けていました。

空気の読めない息子に苦笑いの先生と私。
それでも一瞬でも息子の顔を見られた事で
残りの過酷な妊婦生活を乗り越える糧となったように思います。

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