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体験談

きのこが生えた!?立ち合い出産ドタバタ体験記

長女が生まれるとき、里帰り出産だったのですが、運よく夫が立ち会うことができました。
元々、立ち会い希望だったのですが、当日は思わぬハプニングと夫の思わぬ感想が飛び出したことにびっくり、そして笑ってしまう…私にとって思い出深い出産となりました。

陣痛が始まり、入院して陣痛室で痛みに耐えていた正午ごろ。

昼食を持ってきた看護師さんに「もう出てきそうな気がする。助産師さんに内診をお願いしたい。」と私は言いました。

「何言ってるの!初産なのにそんな簡単に生まれるわけないでしょう!ドラマじゃあるまいし。そんなこと言ってないで、先は長いんだから昼ごはん食べておいてくださいね!」と怒られ、しぶしぶ昼食の和風ハンバーグを食べ始めました。

でも、「やっぱりおかしい!絶対もう出てくる!!」と母親の直感を感じた私は、ナースコールを押し、担当助産師さんを名指しで呼びました。

そして、来てくれた助産師さんが内診をしようとしてびっくり!!
「もう10センチ開いてるよ!もう出てきちゃう!急いで分娩台に移らなきゃ!」と言うのです。

突然の状況に助産師さんも大慌てで、逆にこっちが「だからさっき看護師さんに言ったのに~。」と冷静になるくらいでした。

しかし分娩台に移ったものの、今度は先生が外来診察中ですぐには来られないとのこと。
「先生来ないと会陰切開できないからちょっと待って!」と言われ、もう10センチ開いているのにいきむにいきめない状況に…。

その後、息を切らしながら先生が走って分娩室に滑り込み、会陰切開をしていただき、スルンと娘が生まれてきました。

このドタバタの中、うちの呑気な夫は、マイペースに立ち合いを楽しんでいたようで(笑)
分娩後に感想を聞いてみたところ「頭が出てきた瞬間、股からきのこがニョキっと生えたみたいだったよ~。そのまま次のいきみで全身がツルンと出てきて、面白かった~。」と言ったのです。

本来、夫の立ち位置は分娩台の頭側のはずなのに、助産師さんが自分の隣に主人を引っ張り寄せたみたいで…。
ドタバタしていたので、私も助産師さんも誰も気付かなかったのでしょうね。

夫に聞いたところ、「俺も、良いのかな~とは思ったんだけど、助産師さんが『ご主人こっち来て!』って言うしさ~。」と呑気な様子。
私は夫がお股側から見ていても気にならないので良いんですが、「人によってはトラウマになるのでは!?」とびっくりした出来事でした。

それにしても、きのこが生えたみたいって…他に言いようがあるだろうと思いませんか!?
数年たった今でも、友人たちに笑い話として披露している、夫の立ち会い出産の感想です。

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