はじめに:帰省という「一大イベント」を賢く乗り切る
年末年始、避けられないのが「帰省」の問題です。自分の実家ならまだしも、義実家への帰省は、体調面だけでなく精神面でも気を遣うもの。「いつものように動けない」「布団が合わなくて眠れない」「お酒の席をどう断る?」など、悩みは尽きません。産後のママたちは、皆この道を通り、そして「無理をしないのがお互いのためだった」と学びます。この記事では、移動中から滞在先まで、あなたの体を第一に守るための具体的ハックをお伝えします。

1. 移動の戦略:新幹線・車・飛行機、どれが正解?
移動手段に関わらず、共通して言えるのは「こまめな休憩」です。
- 車での移動:1時間〜1時間半に一度は必ず車を止め、外の空気を吸ってストレッチを。エコノミークラス症候群の予防(※一般的健康管理として)にもなります。クッションを背中や腰に当てて、お腹を圧迫しない姿勢を保ちましょう。
- 新幹線・飛行機:多目的室やトイレの近くの通路側席を予約しましょう。混雑する時期なので、予約は早めに。移動中は水分補給を忘れずに。
- 「行かない」選択肢:臨月や、切迫の傾向がある場合は、迷わず帰省をキャンセルしましょう。周囲の期待よりも、あなたの「命を守る判断」が優先されます。
2. 滞在先の心得:義実家で「嫁」を休み「妊婦」に徹する
ついつい「お手伝いしなきゃ」と思ってしまいますが、今は例外です。
- 事前に「できないこと」を共有:旦那様から事前に「お腹が張りやすいから、あまり立ち仕事はさせられない」「生物は食べられない」と伝えてもらいましょう。パパのフォローが鍵です。
- 横になれるスペースの確保:到着したら「少し疲れやすいので、時々休ませていただきますね」と宣言してしまいましょう。早めに休むことは、周囲への気遣いでもあります。
- マイ枕・マイパジャマの持参:環境が変わると眠れなくなるもの。愛用のアイテムを持っていくことで、少しでも質の良い睡眠を確保しましょう。
3. 産後ママたちの帰省体験談
【良かった体験談1:ビジネスホテルに宿泊】
「義実家に泊まるのは気を遣うので、近くのホテルを予約しました。夜はゆっくり静かに休めたし、日中だけ顔を出して笑顔で過ごせました。」(30代・1児の母)
【失敗体験談1:断りきれず大掃除を手伝い…】
「義母に頼まれて換気扇の掃除を。脚立に乗ったり重いものを持ったりして、翌朝少量の中出血が。即帰宅することになり、逆に迷惑をかけてしまいました。」(20代・現在妊娠中)
【良かった体験談2:旦那が『ガードマン』に】
「お酒を勧めてくる親戚に、夫が『今は大事な時期だから絶対にダメ。代わりに俺が飲むよ』とビシッと言ってくれました。夫への信頼が爆上がりした瞬間でした。」(30代・2児の母)
【失敗体験談2:長時間の座り仕事で足がパンパン】
「おせちの盛り付けで数時間座りっぱなしに。翌日、象のような足にむくんでしまい、歩くのも辛かったです。こまめに足を動かすべきでした。」(30代・1児の母)
【良かった体験談3:お土産に『安心感』を】
「自分が食べられる果物やノンカフェインのお茶を多めに持参。周りに気を使わせず、自分のペースで飲食できて快適でした。」(20代・1児の母)
4. 帰省にまつわるQ&A
- Q1. 帰省先で体調が悪くなったら?
- A1. 帰省先の近くにある産婦人科や、休日診療所を事前にリストアップしておきましょう。母子手帳は命綱です。枕元に置いて寝るようにしてください。
- Q2. 義理の両親に「まだ働いているの?」と言われたら。
- A2. 世代間のギャップはつきものです。「お医者様と相談しながら、無理のない範囲で続けています」と、医療者の判断であることを強調すると納得されやすいです。
- Q3. 布団が重くてお腹が苦しいです。
- A3. 重い掛け布団は圧迫感があります。毛布を多めに借りるか、自分の抱き枕を持ち込んで、シムス位(横向き寝)で寝る工夫を。
- Q4. 帰省の手土産、妊婦さんらしく選ぶなら?
- A4. 日持ちのする無添加のジュースや、カフェインレスのコーヒーギフトなどが喜ばれます。自分が食べられるものを選ぶと、お裾分けとして一緒に楽しめます。
- Q5. 親戚から「まだなの?」「性別は?」としつこく聞かれます。
- A5. 「赤ちゃんが生まれてくるまでのお楽しみなんです」と笑顔でスルーしましょう。ストレスを感じたら、早めに別室へ避難を!
まとめ:帰省の目的は「元気な顔を見せること」だけ
家事を手伝うことでも、親戚に愛想を振りまくことでもありません。あなたが元気で、新しい命を育んでいる姿を見せることが、一番の親孝行です。もし、帰省することであなたがボロボロになってしまうなら、それは本末転倒です。
具体的なアドバイスです。「滞在時間はいつもの半分」「移動はグリーン車や特急を検討」「無理な手伝いは笑顔で断る」。この3つを自分への約束事にしてください。産後、赤ちゃんを連れて帰省する時は、また別の忙しさが待っています。今は「甘える練習」だと思って、周囲の優しさを遠慮なく受け取ってくださいね。あなたは一人で頑張る必要はないのですから。

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