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妊娠中の冷えと下痢の対策 あなたのお腹は大丈夫ですか?

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妊娠中に冷えと下痢に悩まされる妊婦さんもたくさんおられます。

その原因として主に考えられるのは、妊娠中特有のホルモンバランスの変化なのですが、月齢によってお腹も大きくなり圧迫された腸が調子を崩していたり、体重管理のダイエットが原因になっているケースも考えられます。

このように様々な要因が重なっている事も考えられるため、一概に切り分ける事が難しいのも事実です。

妊娠中の下痢を解消するための方法を一緒に確認しながら見て行きましょう。

妊娠中の下痢と女性ホルモンの関係

妊娠中の下痢の原因は、主なものとしてホルモンバランスの変化によるものなのですが、妊娠中に分泌される女性ホルモンには主に3種類があります。

  • ヒト絨毛性ゴナドトロピン
  • エストロゲン
  • プロゲステロン

ヒト絨毛性ゴナドトロピンは、妊娠初期に分泌量が増える女性ホルモンで、初期に胎盤や臍帯(へその緒)を作るために栄養を蓄えて子宮に送り届ける働きがあります。

この女性ホルモンはつわりが終わる頃、ほぼ分泌されなくなります。

このホルモンが分泌されている事が妊娠初期に腸の細菌バランス(腸内フローラ)を乱す原因になるため『妊娠初期は下痢になりやすい』と言われるんですね。

エストロゲンは女性ホルモンの中でも中期~後期にプロゲステロンと共に増えて行きます。

エストロゲンは、通常の生理周期でも体温維持や卵胞形成などの働きがあります。

一方のプロゲステロンは、黄体ホルモンと呼ばれ、妊娠状態を継続するために必要になります。

妊娠中の下痢の原因としては、プロゲステロンの分泌量増加が主なものとなります。

プロゲステロンは、妊娠中に中期から後期に向けて、赤ちゃんのいる子宮の羊水を一定レベルの量に保ったり、出産に向けて血液量を増やすために水分を体内のいろいろな臓器から集める働きもあり、体内の水分バランスが乱れる原因にもなります。

便が硬くなって便秘になる妊婦さんが多いのはこのためです。

しかし、妊娠中の便秘も度を過ぎてしまうと下痢になってしまう事もあります。妊娠中の下痢と便秘は密接な関係があるんですね。

また、便秘が主な原因で下痢になる方の場合は、便が硬くなり過ぎている事が考えられますが、冷たい水を飲み過ぎると冷えの原因となりますので、白湯を飲むようにしましょう。

女性ホルモンのイメージ

妊娠中の下痢が及ぼす赤ちゃんへの悪影響は?

普段下痢が続いたとしても、そこまで深刻に考える方はあまりいらっしゃらないかもしれません。
しかし、妊娠中ともなれば下痢の状態が続くと赤ちゃんの命に危険が及ぶのでは?と心配されるママさんも少なくありません。
赤ちゃんがいるすぐ近くで起こっている事ですので、心配になってしまう気持ちはよくわかります。ですがこれについては流産などの何らかの危険性を心配しすぎる必要は無いそうです。
しかし、嘔吐を伴うような下痢や、腹痛を伴うような下痢、不正出血がある場合などは、さほど気にしなくても良い下痢とはちょっと違ってきます。何かおかしいと感じた場合は早めに病院に診てもらうことをお勧めします。また、妊娠中ですので自分の判断で下手に市販の下痢止めなどを飲んでしまうのは危険です。

妊娠中の下痢の原因と対処①食生活

妊娠中の下痢の原因としてホルモンバランスの次に主なものとして考えられるのが『食生活』です。

特に妊娠初期はつわりが重くなる妊婦さんが多く、食べられるものが限られたりします。その反面、つわりが治まると食欲が爆発的に増えて、暴飲暴食気味になる方もおられます。

また、食べづわりで『空腹になると気持ち悪くなる』症状で、常に何かを食べていないとつらいという方もおられます。

このように食生活が妊娠前と一変してしまうのが妊娠中の身体なんですが、吐きづわりの方は栄養バランスの乱れと水分不足、治まってからの食欲の急激な増加による暴飲暴食による消化不良が原因になります。

食べづわりの方は、常に胃腸にも食べ物が入っている状態なので、量を加減する事と間食を中心にして食事の時に間食のような量にするなどの工夫を試してみてはいかがでしょうか。

また、腸内細菌のバランスが乱れがちな初期から中期にかけては身体を内側から温めてくれる菌活ドリンクを飲むというのも一つの方法です。

妊娠中の下痢の原因と対処②冷え

妊娠中の下痢の原因としてもう1つの要素が『冷え』です。

妊娠中は、プロゲステロンとエストロゲンの分泌量増加があり、体温も代謝も高めに維持されやすくなります。

これが火照りや食欲増進につながるのですが、火照りが強く出る方の場合はそのまま暑がり体質になってしまう事も…。

また暑く感じていても身体の芯は冷えている事も考えられます。特に夏はクーラーの設定温度を下げ過ぎないようにしましょう。

また、お風呂はお湯の温度を上げ過ぎないようにして、ゆっくりと時間をかけて入り、身体を芯から温めてあげる事も妊娠中の下痢の予防には効果てきめんです。

また、冬は下腹部と腰に『カイロ』を貼るのも良いでしょう。 この場合は低温やけどを防止するために上着の裏側に貼ってあげるというのも良い方法ですね。

肌着に直接貼ると、肌が弱い方の場合は低温やけどを起こしてしまう可能性もあるからです。

妊娠中の下痢の原因と対処③免疫力

妊娠中はホルモンバランスの変化によって栄養バランスが乱れ、腸内細菌のバランス(腸内フローラ)が崩れる事もあるとご紹介しましたが、腸内フローラが乱れていると免疫力低下や免疫寛容という外部からの雑菌侵入による感染症の恐れもあります。

こういった方は、妊娠前は問題のなかった室内のホコリでくしゃみや咳が止まらなくなってしまったり、風邪をひきやすくなるなどの症状が下痢と共に起こっている事が考えられます。

もし、下痢以外にも原因不明の体調不良に襲われておられる方は、免疫力低下が考えられるので、次の健診まで待ってみようとは考えずに病院で診断を受ける事をお勧めします。

免疫低下は、子宮収縮なども起こしてしまいかねない危険な症状です。

放置すると初期では稽留流産(けいりゅうりゅうざん)や化学流産、後期で赤ちゃんが大きくなってくると胎盤剥離と共に切迫早産の危険性も出てきてしまいます。

もし、原因不明の体調不良と下痢が併発しているようなら、早めに病院に診断を受けるようにしましょう。

 

妊娠中に下痢止め薬は飲めるの?

結論から言うと、妊婦さんも使うことができる下痢止め薬はあります。
しかし、下痢の場合は細菌感染があるかどうかで使う薬が異なってくるようです。
そのため、自己判断で下痢止め薬を使うのは避けたほうがよさそうです。
なお、細菌感染がある場合はホスミシンなどの抗生剤、ビオフェルミン、ラックビーといったようないわゆる整腸剤が活用されます。
一方細菌感染がない下痢の場合は、症状が軽いようであれば様子見になることがあり、重度の下痢であれば、脱水症状の危険にもつながりますので、医師の判断で下痢止めを使うことがあります。
繰り返しになりますが、基本的には妊娠中の下痢の際は自己判断での下痢止め薬は使わず、医師に相談した上で医師の判断で下痢をどうするか決めていく形になります。

妊娠中の下痢の原因と対策のまとめ

妊娠中に下痢に悩まされる妊婦さんは決して少なくありません。

しかしながら、通常時の下痢のように下痢止めなどで安易な対処を行うと、もっと重大な局面に進行してしまう事も考えられます。

食べづわりの方は、間食を中心に一回の量を減らす。 吐きづわりの方は、食べられるものが限られるため栄養バランスを助けてくれるサプリメントなどを利用する。 吐きづわりが治まって急激な食欲増加と下痢が併行である方は食欲のコントロールのためにリラックスを心がけ、食べづわりの方と同じく間食を上手に利用する。

また、身体の冷えがある方はお風呂やカイロなどを利用する。

そして便秘と下痢を繰り返す方は、水分補給を身体を冷やさないように白湯を飲んだり、腸内フローラを整えながら身体を温めてくれる菌活ドリンクなども利用するように心がけましょう。

体調不良と下痢が並行で起こっている方は、免疫低下による感染症などの危険性もあるため、病院に受診する事。

これらの対策を自分の身体の状況と相談しながら、無事に元気な赤ちゃんに会えるまで頑張りましょうね。

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