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ダイエット 健康

妊娠中ダイエットにチョコは禁物?赤ちゃんへの影響は?

『○○さん。太り過ぎなので痩せましょう。
次回の健診までは体重増加1kg未満にしましょうね。』

こんな注意をされてしまう方は本当に多いです。

また、妊娠中にダイエットをするのは良くないというイメージもあり、
甘いものやジュース、または塩分の高い食べ物を食べない事で
健康管理をしなければいけないと考えて、
ストレスを抱えてしまうママさんも多いんですよ。

このページでは、こんな妊娠中の体重管理ダイエットの最中に
チョコは食べちゃダメなの?><

という疑問を持っておられるママさんのチョコに対するイメージを
変えてもらうための特集です♪

・妊娠中に食べちゃダメなの?
・カフェインは赤ちゃんに大丈夫?
・チョコを食べると良く笑う赤ちゃんが生まれるってホント?
・妊娠中のチョコの食べ方や食べる量は?
・妊娠中の食欲を抑える方法
・妊娠中ダイエットのチョコのまとめ

こういった順番で
『妊娠中の体重管理ダイエットをチョコを食べながら乗り切ろう!』
という企画です。

つわりが明けると、食べ物の好みが変わって
チョコやおまんじゅうなど甘いものが無性に食べたくなる。
また、ずっと食べつわりが続いて
『どうしても何か口にしていないと気持ちが悪くなる』
けど体重を注意された。

このページを読んでくださっているあなたが、
もしこんな悩みを持っておられたら読んでみて下さい。

妊娠中にチョコは食べちゃダメなの?

板チョコレート

冒頭でも体重管理の厳しい現実に触れましたが、
産院の先生は『もしかしたら意地悪でわたしにだけキツイんじゃない?』
と疑いたくなってしまうほどの事をさらっと言いますよね。

また、妊娠中にダイエットはしてはいけないというイメージもあり、
体重管理には本当に苦労をさせられてしまいます。

妊娠中は、野菜やお肉をバランスよく薄味で食べましょう。
なんて正論を投げかけられると
『そんな事分かってるわよ!』と言いたくなってしまいます。

そして、つわりが明けるタイミングで食欲も旺盛になり、
食べ物の好みが変わる妊婦さんも多く、
食べつわりで、何かを口にしていないと気持ち悪くなってしまう
という妊婦さんもおられます。

このようないろいろな条件が、
妊娠中の『体重管理ダイエット』を難しいものにしてしまっているのですが、
そんな方にとってチョコは救世主になれるかも知れない存在なんですが、
ご存じでしたか?

・チョコを食べたらカロリーが気になる・・・
・カカオ豆はカフェインが含まれているから赤ちゃんに良くない

こういったイメージがある事も事実で、
体重を減らすように言われている妊婦さんにとっては
『食べたいけど食べられないチョコ』
という思っておられる方が多いんです。

しかしながら、本当は妊娠中で体重管理ダイエットを指示されているママさんでも
食べ過ぎさえ注意すればチョコはダイエットの味方にもなってくれるんですよ。

もちろん食べ過ぎてしまうのは良くありませんが、
適量範囲も含めて疑問をしっかり解決して、
マタニティライフを幸せなものにしましょうね♪

チョコのカフェインは赤ちゃんに大丈夫?カロリーは?

妊娠中の体重管理に対してチョコはダメなんじゃないの?
という方も多いのですが、
チョコのカフェインが赤ちゃんにとっての影響が心配という方もおられます。

しかしながら、市販されているチョコに含まれるカフェインは
100gあたりで『コーヒー1杯の約1/6』と言われています。

もちろん、カカオ豆70%とか90%といった、
いわゆる『ビターチョコ』もあり、例外はありますが、
少なくともカフェインに関しては一度に大量に食べない限りは安心して大丈夫です。

ちなみに、ロッテのガーナチョコ1枚(全形)に含まれるカフェイン量は
15mgとなっています。
コーヒー1杯に含まれるカフェインは約120mgと言われていますから、
ロッテガーナチョコは約1/8という計算になりますね。

このくらいのカフェイン量なら一回で一枚くらい食べるのは、
授乳期でも問題ないと言えそうです。

チョコのカロリーはどのくらい?

また、妊婦さんの体重管理の上で気になるカロリーですが、
同じロッテガーナチョコでは、
一枚当たり(50g)で289kcalとなっています。

妊婦さんの年齢にもよりますが、一日で半分くらいなら、
他の食事で糖分や塩分の摂り過ぎに注意すれば
問題のないカロリー量と言えます。

妊婦さんの一日の推奨カロリー量の数値は、
BMI値が平均値の20代の妊婦さんの場合は、
一日で約1800kcalと言われています。

ただし、安定期で毎日30分ウォーキングをされている方や
働きに出ておられる方は、2200kcalは摂るのが良いと言われています。

もし、妊娠中の体重管理を指示されている妊婦さんでBMI値が25以上の方なら、
先ほどの1800~2200kcalから-50~-100kcalを目安に摂るようにしましょう。

栄養バランスが取れるようにサプリメントを併用されている方なら、
食欲の問題は別として、カロリー制限自体は
問題なくクリア出来そうな数値と言えます。

また、心理的な問題になりますが、
妊娠中の体重管理を難しいと思い過ぎないようにする事も大切です。

ママさんが不安に感じている事は、
ダイレクトの赤ちゃんに伝わってしまいます。
もし定量的にカロリーを分かりやすく管理したいという方なら、
宅食サービスなどを利用するのも良い方法かも知れませんね。

どちらにしても、カロリー管理さえ行う事が出来れば、
体重管理は難しくない!と考えるようにした方が良い事は間違いありませんよ。

チョコを食べると良く笑う赤ちゃんが生まれるってホント?

笑う赤ちゃん

チョコを食べると良く笑う赤ちゃんが生まれるという噂には賛否両論がありますが、
チョコを食べることで『フェニルエチルアミン』と呼ばれるホルモン物質が分泌されて、
これにリラックス効果がある事は間違いありません。

フィンランドのヘルシンキ大学の研究チームが発表したデータによると、
ママがチョコを食べて幸せな気分になる事は決して悪くない事で、
カフェインによる覚醒作用差し引いても
『おつりがくる』くらいのリラックス効果が得られるとの事です。

この『フェニルエチルアミン』という物質は、
異性と恋愛中で幸せな気分にいる間も分泌されているものとの事で、
決して悪いものではない事は間違いなさそうですね。

妊娠中の食欲を上手にコントロールする方法

妊娠中の体重管理は妊婦さんにとって
難しく感じるものである事は間違いありません。

ですが、難しく感じさせてしまっている原因が、
つわり明けの食欲の増進や、
食べつわりによって食欲が抑えられない事と言えます。

この『妊娠中の体調変化によって起こる食欲のコントロール』
のコツをおさえておけば、先ほどのカロリー計算と併せて、
妊娠中の体重管理は『やりゃできるよね♪』という気持ちに変えられるはずです。

妊娠中の食欲をコントロールするコツは

・良く噛んで食べる事
・夢中になれる楽しみを見つけること

この2つがもっとも有名で実績もあります。

良く噛むというのは、食事の時に一口当たりで
『最低でも30回以上は噛む』という意識づけをすると良いでしょう。

また、ちょっと『小腹が空いて来たかな』と感じた時に
『両手がふさがる夢中になれる事』を始めると、
驚くほど食欲を忘れる事が出来ますよ。

 

妊娠中にチョコレートを食べると嬉しいメリットもある

チョコレートと言うとダイエットの大敵でもあり、カフェインが含まれているため妊娠中にはあまり向いていない食べ物に思われがちです。
しかし、ここまでお伝えしてきたような摂取量等の注意点をしっかり守って適度に摂取する分には、妊婦さんに対して嬉しい効果をたくさんもたらしてくれる素晴らしい食べ物なのです。

例えば、チョコレートに含まれるカカオポリフェノールと言う成分には、

  • 動脈硬化を予防する働き
  • ストレスコントロール効果
  • お通じトラブルの改善、予防
  • 肌トラブルの予防
などの効果が期待できます。
また、同じくチョコレートに含まれるテオブロミンと言う成分には、自律神経を整える働きがあるため、リラックス効果が期待できたり、正常な女性ホルモンの分泌をサポートする効果も期待できます。
健康的な妊娠状態を維持するためには、自律神経の働きが正常であることが大前提です。
なので、むしろ妊娠中の健康を支えてくれる素晴らしい食べ物なのです。

ただし、既にお伝えしているように、カフェインが含まれていること、過剰摂取は妊娠中ダイエットの妨げになること、これらのポイントに対してはしっかりと警戒しなければいけません。

あくまで「ほどよく食べる」を大前提として、適度にチョコレートを楽しんでくださいね♪

妊娠中のダイエットでチョコを活用するコツのまとめ

妊娠中にチョコを食べることには、カロリーに注意したり、
一度にたくさん食べ過ぎないという事さえ注意すれば
メリットが多い事が分かりました。

また、妊娠中に体重管理が必要な理由としていちばん大きな理由が

・妊娠高血圧症候群の予防
・妊娠糖尿病の予防

なのですが、この2つについて2008年にアメリカのイェール大学の研究チームが、
週に5回ビターチョコを適量食べることで
妊娠高血圧症候群のリスクが69%低下したと発表しています。

また、妊娠糖尿病についても、
同様の研究で妊娠糖尿病のリスクが40%低下したとの事です。

研究に使用したチョコのカフェイン量などまでは公表されていませんが、
カフェインについて留意した試験は行っているはずなので、
カロリー摂取の枠を守った範囲で適量を食べている分には
『むしろメリットの方が多い』という事だけは間違いないようですね。

妊娠中の体重管理のダイエットは、
カロリー制限や糖質・塩分制限など、面倒に感じますが、
元気な赤ちゃんの顔を見るためと思って、
ストレスを感じないように頑張りましょうね♪

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