妊娠中はダイエットは良くないと言われますが、
体重管理のダイエットは必要です。
また、妊娠中の赤ちゃんの成長や、妊婦さん自身の健康管理のためにも
摂らなければならない栄養素があります。
このページでは、妊娠中の体重管理のためのダイエットで
グリーンスムージーを利用するためのコツや注意点、
妊娠中に摂りたい栄養素を中心に妊娠中の体重管理を
一緒に見て行きたいと思います。
妊娠中の体重管理なぜ必要?
妊娠中は体重管理が重要です。
これは、妊娠が発覚して最初の妊婦健診や、
母子手帳を発行された時などにも注意される事があります。
赤ちゃんの体重の約3kg、羊水の重さが約1kg、
胎盤が約1kg、妊娠中は血液も増えますので、
その分で約1~1.5kg。
合計でも8~8.5kgとなるため、
それ以上の体重増加は、純粋に
『妊婦本人が太った体重増加』となります。
また、太った分の脂肪は、
産道や子宮口に真っ先についてしまいますので、
出産時に難産の原因となると言われています。
また、妊娠中の高血圧症候群や妊娠糖尿病、
血糖値、むくみなども注意しなければなりません。
しかしながら、妊娠初期に起こるつわりや食べつわり、
ホルモンバランスで太りやすい身体の状態など、
様々な要因で妊娠中の体重管理は難しくなります。
妊娠中にダイエットはやっちゃダメ?
そのため、妊娠中に
『痩せなさい』と指摘される妊婦さんもたくさんおられるんですよ。
しかしながら、前述のように摂らなければならない栄養素をあるため、
野菜中心のスムージーを利用したいという妊婦さんが多いんですね。
まずは、妊娠中に摂っておきたい栄養素と、
それらが何のために必要なのかを一緒に見て行きましょう。
妊娠中に摂りたい栄養素
妊娠中に摂りたい栄養素は、大きく分けて4つです。
葉酸、鉄分、カルシウム、タンパク質の4つなのですが、
これらが何のために必要なのかを見て行きましょう。
その上で、妊娠中の体重管理ダイエットに良い
グリーンスムージーの選び方のヒントになると思います。
葉酸
妊娠中にもっとも必要とされている栄養素は『葉酸』です。
妊娠前の通常時でも、約240μg(0.24mg)の
葉酸が必要なのですが、
妊娠中にはその1.6倍見当の400μg(0.4mg)の
葉酸が必要とされています。
これは厚生労働省で推奨している数値です。
なぜこれほど多くの葉酸が必要なのかというと、
赤ちゃんの神経管閉塞症(二分脊椎症)を予防するためです。
そのため、妊娠中に鉄分やビタミンB群なども
効率的に摂ることができる『葉酸サプリメント』を
利用する妊婦さんも多いんですよ
鉄分
鉄分も葉酸についで、妊娠中に必要性が高い栄養素と言われています。
鉄分は、妊娠中の体重増加分の要素のひとつでもある血液量の増加で
『血液の質を上げるため』に必要で、
さらに妊婦さん自身の貧血予防のためでもあります。
妊娠中に必要な鉄分量は、約900~950mgと言われています。
通常時の成人女性が、約600~650mgと言われているのに対して、
だいたい1.5倍見当の鉄分摂取が必要なんですね。
なお、鉄分には植物性の非ヘム鉄と動物性のヘム鉄の2種類があります。
吸収効率に優れているのは、動物性のヘム鉄なのですが、
妊娠中には動物性脂肪の摂り過ぎは体重管理の妨げになりますし、
ビタミンAの摂り過ぎは赤ちゃんにとっても良くありません。
カルシウム
カルシウムは、妊娠中に『赤ちゃんの骨格と体幹を作るため』と
『産後の骨粗鬆症予防』のために必要となります。
以前は、妊娠中のカルシウム摂取量は葉酸や鉄分のように
推奨摂取量が定められていましたが、今ではその推奨値は撤廃されています。
しかしながら、前述の鉄分や葉酸の
吸収効率も上げてくれる働きもあるため、是非摂っておきたい栄養素ですね。
そして、カルシウムと言えば牛乳を連想される方も多いと思います。
市販のグリーンスムージーは、牛乳で溶くパウダータイプが多いので、
カルシウム摂取も兼ねて、スムージーを利用するのもひとつの選択肢ですね。
タンパク質
タンパク質は、妊娠中に限らず妊娠前の通常時でも
痩せるためにも健康的で美しい身体を維持するためにも
大切なのはご存じの方も多いかと思います。
もちろん、妊娠中にも、赤ちゃんの身体も、
妊婦さん自身の健康的な生活のためにも、
タンパク質が必要なのは言うまでもありません。
タンパク質は、体内(赤ちゃんのためには胎内ですね)利用されるためには
『アミノ酸にまで分解されている事』が必要です。
アミノ酸には、食べ物や飲み物で外部から補給しなければならない
必須アミノ酸と、体内で作られる非必須アミノ酸の2種類がありますが、
どちらも大切な栄養素である事に変わりはありません。
また、過剰摂取はありませんが、動物性タンパク質は体重増加が心配です。
なので、炭水化物やお肉類中心ではなく、
野菜中心の植物性タンパク質で摂るが大切になりますね。
妊娠中ダイエットにグリーンスムージーを選ぶメリット
たくさんのメリットがある事は分かっていますが、具体的にどのような部分が妊婦さんにとってのメリットになるのでしょうか。
便秘解消につながる
それに対するアプローチ方法では食事の見直しが有効とされており、特に食物繊維をたくさん摂取することが効果的です。
スムージーで使う野菜や果物などの食材には、基本的にたくさんの食物繊維が含まれています。
継続していけば次第にお通じトラブルも改善されていくでしょう。
効率の良い栄養補給ができる
そういった中でもできるだけ食事の内容を工夫することも大切ですが、スムージーを活用することにより、さまざまなビタミンやミネラル、酵素を補給することができます。
普段の食事で十分な栄養を補給できていないと自覚されている方は、スムージーをうまく活用すると良いでしょう。
美容や健康に効果がある
そういった作用は、体の衰えの原因となる活性酸素を除去してくれたり、体が若い状態を保てるようにサポートしてくれます。
それがお肌に対して美容効果として現れたり、健康力をサポートすることにもつながります。
スムージーは妊娠中の体重管理にぴったり!
ご存知の通りスムージーは、きちんと食材を選べばバランスの良い栄養補給ができる上に、たいしてカロリーも高くありません。
スムージーは、まさに妊娠中ダイエットにぴったりなんです。
妊娠中のダイエットにスムージーはどう?
妊娠中の体重管理ダイエットに、
スムージーを利用する事は決して悪い事ではありません。
しかしながら、先ほど一緒に見たように、
妊娠中に必要な栄養素がありますので、
必要な栄養素をしっかり補う事が出来るスムージーを選ぶと良いでしょう。
また、妊娠中に『痩せるための絶食や断食のダイエット』は
赤ちゃんに与える栄養が不足してしまう恐れがあるため、
過剰なダイエットを実践するのはおすすめ出来ません。
次の段落では、妊娠中の体重管理ダイエットでスムージーを利用する上での
注意点を一緒に見て行きたいと思います。
妊娠中のスムージーの注意点
妊娠中の体重管理ダイエットにグリーンスムージーを利用するのは
メリットがたくさんあります。
ただし、栄養バランスに偏りがあると、
カロリーを低く抑えることは出来ても、
赤ちゃんの成長やママ自身の健康管理に問題が出てくる可能性もあります。
また、スムージーで栄養バランスをちゃんと取ろうとすると、
人によっては『味が苦手』と感じる方もおられます。
そういった意味では、近所のドラッグストアで販売されている
『水に混ぜるだけのスムージー』を購入するというのも良いのではないでしょうか。
また、そういった市販品のスムージーだけでは栄養バランスが心配という方は、
葉酸サプリメントで鉄分も補給できるものを併せて使って行くというのも良いでしょう。
妊娠中に摂りたい栄養素は、先ほど一緒に見ましたが、
鉄分、葉酸、カルシウム、タンパク質です。
特にタンパク質は、妊娠中は低カロリーな植物性タンパク質の
お豆腐や枝豆などを摂るようにすると良いですよ。
また、動物性タンパク質も大切なので、
鶏のささみ肉を味付けを薄味にして、週末にはから揚げにして食べるなど
適度に動物性タンパク質も摂るようにしましょう。
まとめ
妊娠中の体重管理ダイエットにスムージーを使うのは、
栄養バランスの偏りに注意しながら行うと良いでしょう。
葉酸や鉄分、カルシウム、タンパク質なども摂れるような
食生活にも注意しながら行ってくださいね。
そして妊娠中のプレママにおすすめなスムージーはどれということですが、
注目のスーパーフルーツといわれているヨガフルーツという果物をご存知でしょうか。
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また、妊娠中はダイエットよりも、栄養管理の方が重要です。
もし、体重管理についてあまりにも厳しく、
断食や絶食ダイエットを勧めてくるような産院は、
はっきりと抗議するか、転院も考えて対策する事が大切です。
妊娠中の自分自身の身体を守ることが赤ちゃんを守ることにもなります。
もう少しで、赤ちゃんと会う事が出来ます。
栄養管理に注意して、あまり体重に神経質になり過ぎないように
妊娠生活を楽しむようにしましょう。