お風呂の湯船にゆっくり浸かって疲れを癒すのは本当に気持ち良いですよね♪
妊娠中はホルモンバランスの影響や日々大きくなって行く赤ちゃんとお腹で体重も重くなって行くので、身体も疲れやすくなっています。
そういった疲れを癒すのにお風呂は欠かせないリラックスタイムになります。
そして、そのリラックスタイムは妊娠中のダイエットタイムにも変わります。
普通に湯船に肩まで浸かって全身を温めるのも良いけど、心臓に負担のかからない半身浴も良いですよね♪
半身浴は、汗をたくさんかけるのでダイエットにも良いですし、肌のうるおいを保つためにも最適で妊娠前からずっとやっていたという方もおられます。
自宅のお風呂で簡単に『サウナ効果』も出せるので、人気の美容法の1つでもありますね。
このページでは、妊娠中の半身浴について
妊娠中の半身浴について万が一の事が起こったりしないように、そして体重管理の大変さが少しでも楽になるための正しい行い方について一緒に確認しながらみて行きたいと思います。
そもそも半身浴って何が良いの?
半身浴が美容効果が高いっていうのは聞いたことがあるけど、なにがそんなに良いの?
また、お腹や腰のあたりまでしかお湯に浸からないんじゃ肩は冷えちゃうんじゃないの?
という方もおられると思います。
そこで、半身浴のやり方や効果について簡単におさらいしておきたいと思います。
半身浴の効果は
・身体を温めるリラックス効果
・睡眠の質が良くなるホルモン分泌促進
・汗をかきやすくなる代謝UP効果
・むくみ予防
といったものが半身浴の主な効果です。
半身浴がTVなどで紹介されて人気になった時は、冷え性改善効果もあると言われていましたが、これについては全身浴の方が効果が高いとの事ですので、もし妊娠中の冷え性に悩まされている方なら全身浴を行った方が良いと思われます。
半身浴で肩が冷えてしまうのでは?という方は、肩にかけるタオルを用意して肩からかけるようにしましょう。
また、半身浴は全身浴よりも汗をかきやすく水分が足りなくなるため、水分補給を小まめに行うことは忘れずにやりましょう。
ペットボトルで、ミネラルウォーターを持ち込む方が多いようです。
妊娠中に半身浴ダイエットはやって良いの?
半身浴が、リラックス効果がある事はわかりましたが、妊娠中には行って良いのかが1番気になりますよね。
半身浴の効果は、妊娠中でも疲れを取るためには良い方法ですし、睡眠の質も上げてくれるので、妊娠中に行う事は全く問題ありません。
ただし、時期的にいつからやって良いのか。また、いつまでやって良いのかなど、
いくつかの注意点があるため、この後でゆっくり確認して行きましょう。
妊娠中の半身浴ダイエットはいつからいつまで?
妊娠初期の半身浴は、やめて置いた方が無難です。
というのは半身浴はどうしても湯温が高めになってしまうため、まだ胎盤も完全に出来上がっていない初期は、湯温が高めの半身浴は子宮の血流が良くなり、子宮収縮が起こりやすいからです。
理想的なのは、産院の先生に相談して赤ちゃんがエコーで確認できる安定期に入ってからの方が良いでしょう。
また、いつまでやって良いのかという点についてですが、特に制限はありません。
ただし、妊娠後期は血液量が増えているため、あまりたくさん汗をかいてしまうと貧血になってしまう場合もあるので、半身浴は長くても10分~20分以内で行うようにしましょう。
また、お湯の温度もぬるいなあと感じるくらいの温度(37~39度程度)にしておきましょう。
妊娠中の半身浴ダイエットの効果とメリット
妊娠中の半身浴のメリットは、ママさん自身のリラックス効果もありますが、赤ちゃんのリラックス効果もあるんですよ。
お腹の赤ちゃんも半身浴で子宮内の羊水が温まる事で『のんびり気分』になってくれるはずですよ♪
また、妊娠中に妊婦さんが気になる妊娠線の予防効果も期待しやすいのではないかと思います。
これは、汗と一緒に多少なりとも皮脂が分泌されて、皮脂のバリア機能でお腹周りの皮膚がお風呂上りに急激に乾燥してしまう事を防いでくれると考えられるからです。
なぜ妊娠中に半身浴をするとダイエット効果につながるのか
仕組みはとてもシンプルなのです。
しかし、半身浴をすることによって体の血液の巡りが良くなり、代謝が良くなります。
すると、食事から摂取した栄養やエネルギーなどを、効率よく使っていくことができます。
なので余分に体に蓄積されるリスクが下がるんです。
これこそが半身浴ダイエットの魅力です。
妊娠中の半身浴ダイエットのやり方と注意点
湯温を低めに設定(38~40℃程度)にして、時間的には長くても20分以内にしましょう。
というのは、妊娠中は赤ちゃんに栄養を送るために血液が多くなって行くため、それに対して鉄分補給が足りていないと、半身浴でのぼせたり、立ちくらみなどの可能性があるからです。
ですので、もし貧血気味でくらくらするなどの症状がある時は、半身浴にこだわる必要はありません。
短時間で効率よく身体全体を温められる全身浴に切り替えるなど、まずは身体と赤ちゃんの状況と相談しながら行うようにしましょう。
半身浴で体重管理が楽しみに変わる?
妊娠中の体重管理は本当に大変な思いをさせられる方が多く、そのせいでストレスを感じて睡眠不足になり、マタニティブルーになってしまう方もおられます。
妊娠中の体重管理は確かに大切なものではありますが、ストレスを感じるほどに追い込まれてしまうとなると話は変わってきてしまいます。
半身浴なら、リラックス効果もあり、汗もかきやすいためダイエット効果も期待出来ます。
妊娠中は身体が重く感じますから、疲れも溜まりやすいため、毎日の疲れをその日のうちに取る事が大切になります。
半身浴は選択肢のひとつですが、毎日の疲れをその日のうちにしっかりリセットするために採り入れるのも良いかも知れませんね。
先ほども、赤ちゃんがリラックスしやすいのが半身浴のメリットの1つとご紹介しましたが、そのついでにしっかり汗もかいて妊娠中の体重管理にも役立つ半身浴を試してみてはいかがでしょうか。
妊娠中にも使える入浴剤
リラックスタイムでもある入浴は、入浴剤を使うことでもさらにアロマ効果やリラックス効果が増して
幸せな気持ちになります。
ここまで妊婦さんの入浴に関してみていただきましたが、ここでは女性ホルモンバランスの乱れにより
妊婦さんはお肌が敏感になっている状態でも安心して使える入浴剤を見ていこうと思います。
入浴剤の選び方としては、過敏になっている妊婦さんの肌でも安心して使えて、そのうえお腹の中に赤ちゃんのいる妊婦さん自身に悪影響のない商品が大前提になります。
そこにリラックス効果や発汗作用といった入浴剤によるメリットがもたらされているものを選んでいきましょう。
まずは選ばないほうがいい入浴剤の条件とは
・浴室で転倒しないように滑りやすい成分の入っている入浴剤
・発汗作用や清涼感を感じるもので体温を急激に変化させる可能性のある入浴剤
・肌への刺激が強いもの
・結構をよくしすぎるもの
こういったものは注意していきましょう。
わたしのおすすめは
やはりオーガニック入浴剤がいいし、合成香料やタール系色素を使っていない商品が赤ちゃんにも使えるからおすすめだよ!
妊娠中の半身浴ダイエットのまとめ
妊娠中の半身浴には、いろいろなメリットがあります。
・リラックス効果
・むくみ予防効果
・代謝が上がる
こういった効果が期待出来ます。とはいえ、半身浴も妊娠生活を楽しめるようにするための選択肢ですので、あまりガチガチにこだわらずに自分のペースで取り入れてみてはいかがでしょうか。
また、半身浴にむくみ予防効果が期待出来るとは言っても、普段の食生活で塩分を摂り過ぎていると喉も乾きやすく、たくさん水を飲んでむくんでしまうという悪循環になる可能性もあります。
食事量の制限は必要ありませんが、栄養バランスの良い食事を可能な範囲で減塩メニューで食べるようにする事も大切です。
その上で、妊娠中の体重管理を半身浴も使いながら楽しめるようになるのが理想的ではないでしょうか。
妊娠中に気持ち的につらくなる体重管理を楽しめるような工夫を忘れないようにしましょう。
また、妊娠中に理想的な体重を維持できなかったとしても、赤ちゃんはちゃんとあなたに会うために生まれて来ます!
ですので、体重の数字にこだわり過ぎず、リラックスして人生の中で多くても数回しかない妊娠生活を楽しんで下さいね。