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ママの変化 健康

妊娠中のエアコン活用!快適なマタニティライフ

妊娠中は、赤ちゃんに栄養を与えるために血流が活発になっている事から暑くて寝苦しいと感じる方も多いようです。

寝汗をかいてしまうと、翌朝の起きた時にベタベタするのも嫌ですし、寝ている間の汗には妊娠中に大切なミネラルも含まれているため、できることなら汗はあまりかきすぎないように適温で過ごせるようにしたいところです。

しかしながら、妊娠中のママが夏の夜中に暑いからと言って、エアコンをつけっぱなしで寝てしまう事はあまりおすすめできません。
そこで、このページではエアコンの設定温度などの他にも夏を快適に乗り越える方法を一緒に考えて行きたいと思います♪

汗に含まれるミネラル赤ちゃんの関係

夏は汗をかくのは当たり前なんですけど、あまりにも汗をかいてしまうのは問題があります。

ママの汗に含まれるミネラルには

・マグネシウム
・カリウム
・カルシウム
・ナトリウム

これらのミネラルが含まれています。ナトリウムは赤ちゃんの身体に栄養素を送る血液の質を決定づけますし、カルシウムは赤ちゃんの骨を作るのに欠かせないミネラルです。

また、マグネシウムも赤ちゃんが将来的にメタボにならないためにインスリン抵抗性を決めてしまう要因として、非常に重要なものであることがわかってきました。

なので、妊娠中に夏の寝苦しい夜などに寝汗や日中に汗をたくさんかいてしまうのはできることなら、あまりよろしくない事なんですよ。

妊娠中にエアコンの冷気が良くない理由

エアコンで温度調節

妊娠中にエアコンの乾燥した冷気に長時間さらされるのは良くないというのは、汗から失われてしまうミネラルもあります。

しかしながら、エアコンの冷気を長時間あびるというのも危険なんですよ。

その理由は・・・

『妊娠中に身体を冷やすとむくみやすいから』なんです。

妊娠中は、毎月の妊婦健診でも、むくみがあるかどうかは重要なチェック項目になっていますよね。

・高血圧
・血糖値
・尿タンパク
・体重(BMI値)

これらの『数値縛り』で、産院で先生からきつく注意されて嫌な思いをされているママさんも多いはず。

実は、むくみがあると、全身にミネラルを送り届けた後の静脈を使った血液の回収に問題が生じます。

細胞間液を上手く回収できなくなるため、妊娠中の高血圧症候群の原因になるのが『妊娠中のむくみが重要視される理由』なんです。

むくみは、妊娠中高血圧症候群の原因にもなりますし、お産が重くなる原因や赤ちゃんの成長に重大な支障が出てしまいます。

妊娠中にエアコンを使って赤ちゃんに問題は無い?

妊娠中にエアコンを使っても、それが正しい使い方であれば特に赤ちゃんに問題はありません。
先ほどエアコンの冷気が良くない理由についての話がありましたが、かといって30度を超えるような夏の暑い日にエアコンを一切使わずに過ごすのは、熱中症の原因になります。
そうなってしまえばそれこそ妊娠の状態を脅かす危険につながります。
ですので、赤ちゃんのためにも夏の暑い日はエアコンを活用して、正しい温度調節を行っていくことが大切です。
妊娠期間中のエアコンの正しい使い方や注意点については、次の段落にて詳しく解説しています。

妊娠中にエアコンの使い方・注意点

子ども部屋のエアコン

妊娠中に寝汗をかいてしまうのはあまりよくないというお話をしました。

しかしながら、夏の寝苦しい夜にエアコンをつけっぱなしにしてしまうのも注意が必要です。

体温が下がり過ぎてしまう事も問題なのですが、この点については後ほどお話します。

エアコンをつけっぱなしで寝てしまうと夏風邪をひいてしまったり、インフルエンザにかかってしまう心配があります。

というのは、エアコンをつけっぱなしで寝ることで、冷えすぎてしまう事が問題なのではなく、空気が乾燥してしまう事が問題だからです。

空気中の水分は温度と比例しているため、温度が下がると、その分だけ空気中のうるおいも少なくなってしまいます。

夏風邪は長引くってよく言われていますよね。

これは、どこに行っても空調が効いているところが多く、それが空気の乾燥と喉の粘膜にとって良くないからです。

空気が乾燥してしまう事で、粘膜に存在する免疫システムが正常に働かなくなってしまいます。

妊娠中のママは、赤ちゃんへの栄養供給が優先になってしまうホルモンバランスもあり、免疫寛容(めんえきかんよう)と言って免疫の働き自体が低下しがちです。

そのため、夏風邪をひきやすく、赤ちゃんへの影響が心配されます。

妊娠中に夏風邪を惹くとどうなるの?

お部屋のエアコン

妊娠中に夏風邪を惹いてしまった場合に心配なのは、赤ちゃんへの影響ですよね。

特に妊娠中は、風邪を惹いても風邪薬を飲む事はできませんから、風邪の症状が長続きしてしまいます。

風邪の症状の中でも、ママ自身の熱が上がってしまうことは、赤ちゃんへの心配はありません。

風邪のウィルスも、ママの血液と胎盤のフィルタから栄養を受け取っている赤ちゃんに感染する事はありません。

しかしながら、39度以上の高熱が何日も続くようなら、病院を受診してください。

ママが高熱に苦しんでいる状態は、赤ちゃんにとっても苦しいものです。

妊娠中の寝苦しい夏を快適に過ごすコツ

妊娠中に、寝苦しい夜を快適に過ごせるようにする事は大切なことです。

あんまり寝苦しい日を我慢していると熱中症や夏バテなど、
妊娠中のママの身体にとっても赤ちゃんにとっても決して良い事ではないからです。

寝汗のかきすぎで失われるミネラル
疲れが取れないことによるストレス

そのためにも、妊娠中は快適に過ごせるコツが必要です。

そこで、おすすめの方法がいくつかあるんですよ♪

・ドンキや通販などで安く販売されている冷風扇を使う
・エアコンは眠る時までに切る
・空気を循環させるために扇風機を活用

これらのコツを活かして、夏の寝苦しい夜を快適に乗り切りましょうね。

妊娠中は冒頭でも触れましたが、赤ちゃんに栄養を与えるために血流が活発になっています。

もちろん、エアコンのつけっぱなしや冷やし過ぎは良くありませんが、
そうならない程度に快適に過ごせるようにしたいところですね。

妊娠中の熱中症に要注意

妊娠中はエアコンをつけっぱなしにせず、快適に過ごせるコツを活用して乗り切りましょう。

しかしながら、夏の暑い日中にエアコンを使わずに過ごすのは熱中症の危険があります。

妊娠中にママが熱中症になって意識を失うようなことがあると脱水症状になり、赤ちゃんへの栄養供給が滞ってしまう心配があります。

なので、水分補給やエアコンの温度設定、タイマー機能などを上手に使って快適に過ごせるように注意したいところですね。

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