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体験談

予定外でおばあちゃんも立ち会い出産に参加!立会い出産の心得は?

奈良に住む42歳の専業主婦です。
小学校1年生になる娘を出産したときの話をしたいと思います。

私の通っていた産婦人科は、家から車で10分もかからない距離にありました。
陣痛が始まり、用意していた入院グッズを持って、病院まで夫に連れて行ってもらいました。

元々、夫は立ち会う予定だったのでドキドキしながら2人で向かいました。

近くにあるうちの実家にも、病院へ出発するときに連絡を入れておいたので、病院についてしばらくすると私の母も駆けつけてくれていました。

病院では陣痛に耐えながら子宮口が開くのを待ち続けましたが、まだまだ時間がかかりそう。
母が「いつになるかわからないので、ひとまず家に帰って体休めるようにすれば」という助言もあり、夫はいったん家に戻っていきました。

その時点で夜中の2時か3時だったと思います。

そしてついに「分娩室に入ってください」ということになりました。
しかし今は分娩室とは言わないのですね。

”LDRルーム”と言われる部屋に通され、そのままそこで産むのです。

正直なところ、初めての出産で私もよくわかっておらず…。
その時はただひたすら痛みに耐えることに必死で、周りの人たちの動きを気にすることもできませんでした。

私の母は看護師さんに「お母さんもこの服を着て、部屋に入ってください。」と言われ、言われるがまま白衣と白い帽子を着て中に入ってきました。
夫も遅れて母と同じ格好で入ってきました。

そこからはひたすら出産に向けて、夫は私を励まし、母は私に水分補給をしてくれ、吹き出る汗をふきふき。

午前10時過ぎに無事、娘が産まれました。

…が、終わったあと「私なんで立ち会ってるの~!なんだかあれよ、あれよという間に誘導されてこんな格好になって。そんなつもり全然なかったのに~!」「完全にハメられたわ~!」という母。

確かに私もその時は必死すぎて全く気付かなかったのです。

でも母は自分の時と違って冷静に先生や周りのスタッフの動きが見れて面白かったみたいです。

そして出産後、少し経つとそのLDRルームの中で朝食が出ました。
でもはっきり言って夜中痛みに耐え、出産という偉業を成し遂げて疲れ切ったあと、まったく食欲がありませんでした。

なかなか片付かない朝食のトレーを見て「よかったら、旦那さん食べて」という看護師さん。
「こんなところで俺食べていいんだろうか。ってか、すんげぇ食べにくいですけど…。」と。

そうですよね。
今さっき赤ちゃんが生まれた場所で、ぐったりと横たわっている嫁の横で普通に朝食を食べるって。

でも、そんな事を言いながらもしっかり食べていたので、おかしくて笑ってしまいました。

そんな2人に立ち会ってもらった娘も今は小学生。
産まれてきた時からたくさん見守られてすくすく育っています。

 

立会い出産で知っておきたい心得

少し話はそれてしまいますが、ここで出産に立ち会う際の知っておきたい心得をご紹介していきたいと思います。

妊娠や出産の知識をある程度つけること

旦那さんが立ち会う場合、男性であれば当然妊娠や出産の知識は多くないかと思います。
しかし、そういった知識を何もないまま出産の立ち会いに臨んでしまえば、奥さんのサポートどころか邪魔になる場合もあります。
だからこそお産の知識をつけてから立ち会いに臨むことで、頑張って寄り添った立会人としての役割を果たすことができるでしょう。

立ち合いの際は落ち着いて接すること

出産に立ち会うからには、出産される方の心のよりどころになるようなポジションでいたいですよね。
にも関わらず、分娩の際に立ち会っている人があたふたしていたり落ち着きがないと、余計にままを不安にさせてしまいます。
先程の内容とプラスする形にはなりますが、最低限の知識をつけた上で安心させてあげるつもりで立ち会うのがベストでしょう。

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