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体験談

妊婦服をケチった・・・

私が最初に妊娠したのは、結婚して1ヶ月経った頃。
新居への引っ越しや結婚式などでお金に余裕のない時でした。

つわりが始まると、その余裕がまたなくなってしまったのです。
なぜかと言うと、私は食べづわりでした。

常に何かを食べていないと気持ち悪くなって吐いてしまうのと、炊事が全くできないくらいにダウンしてしまったのでつわりが治まるまでは、毎日スーパーでお惣菜やら何やらを買っていました。

そして、その反動なのか・・・つわりが終わると気持ちの悪さも体のだるさもなくなり、食欲が増進してしまい大食いの主人と同じ量のご飯を食べないと満足しなくなり、あれよあれよという間に体重がぐんぐん増えてしまいました。

私は専業主婦で働いていなかったので、ほとんど外出もしませんでした。
常に部屋着で過ごしていたのですが、元々細身だったため自分の着ていた服が入らなくなって主人の部屋着を着て過ごしました。

主人は18cmの細身な体型で私は154cmの小柄な体型で2人の身長差は約30cm近くあるため、主人の部屋着が私にとってはゆるっと着れてとても良かったのです。
主人は日ごろ、きちんとして欲しいタイプなのですが、つわりで苦しむ私の姿を見てからは我慢していましたし、逆に自分の部屋着を貸してくれました。

安定期を過ぎてから体重がぐんぐん増えてしまい助産師さんからも注意や指導を受けるようになったのですが、私の食欲はとまらずにいました。

ある日、いつも履いている主人の短パンをいつものように履くと「ビリッ」という音が聞こえたので後ろを見てみると、なんとお尻の割れ目の部分が少し破れていたのです。
そう言えば・・・ウエストもちょうど良くなってきたなぁと思ってはいたのですが、まさかお尻の部分が破れてしまうなんて自分でもびっくりでした。

主人に正直に伝えると、驚きもせずに「最近あごもヤバいよ。二重あごがひどい!」という冷たい言葉が出ました。
あごは自分では自覚がなかったので主人に言われたことでショックでした。

それでも、ただお尻が破れたくらいだし何てことないと思っていたら、次の日に股の部分がビリビリと破れてしまったのです。
さすがにこれはヤバいと思ってまた主人に伝えると、冷ややかな目で「だろうね。」とだけ言ったのです。

私は主人に一目惚れされて好意を持たれて求婚される形で一緒になったのに、今では主人の部屋着の短パンのお尻と股を破いてしまうほど醜い姿になっているのかと思うと自分が不細工に思えて妊娠しているとはいえ、なんとも言えない気持ちになりました。

でもおかげで、この時、産後はダイエットをして絶対に元に戻ってみせると心に決めました。

妊娠中だからと言って、食欲の赴くままに食べてしまったら大変なことになります。
妊娠中毒症の危険もあるので、もっと気を付けるべきだったと今では思います。

-体験談

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