記事内に広告を含む場合があります。

体験談

思いがけずのスピード出産にみんなビックリ!

生まれたての赤ちゃんを見つめるママ

私は北海道在住の37歳専業主婦です。これまでに2度の出産を経験し、今は6歳と2歳の子供がおります。さて、今回お話するのは、今から6年前に経験した長男を出産した時のことです。

長男を妊娠時は、母子ともに何のトラブルもなくすんなりと臨月を迎えることができました。もうすぐ出産予定日だというある日、妊婦検診にて担当の先生に「あれ?○○さんって初産だよね?初めてにしては産道がしっかりついているから、もしかしたら陣痛が来たら出産までは早いかもね。」と言われました。

そうは言われても、一般的に初産はかなり時間がかかるという知識だけは私にもあったので、自分もきっと出産に10時間くらいはかかるだろうなぁと漠然と感じていました。お腹の子もNST(ノンストレステスト)ではいつも寝ていて、お腹を揺さぶられてはやっと起きるというようなのんきな赤ちゃんだしな…きっとゆっくり生まれてくるだろうとばかり思っていました。

そしてその数日後に出産予定日を迎えました。その日も妊婦検診に行き、まだまだ生まれそうにないねと言われたので、夜はのんびりと自宅で過ごしていました。すると、午前0時を回った頃です。急にお腹が下った時のような痛みに襲われました。あれ?さっき食べた冷たいゼリーのせいかな?なんて思いながらトイレに行っても何も出ません。それどころか痛みは増すばかり。すぐにこれは陣痛だと気づき、時計で間隔を計るともう10分間隔です。

すぐに産院に電話して事情を話すと、「そうねぇ。○○さんは初産ですよね?まだまだ出産までは時間がかかりますよ。このまま眠って朝ご飯食べてからでも大丈夫!今夜はゆっくり休んでね。」と助産師さんに言われて、こんなに痛いのに眠れないわ…と思いながらも電話を切り、布団にもぐりました。

しかし、布団に入っても痛みは強くなり、試しに陣痛間隔を計るとなんと5分に縮まっています。もうこれは限界だと思い、もう一度産院に電話するとしぶしぶといった感じで診察に応じてくれました。

夫に運転してもらい産院に到着。家から車で5分という近さの産院で本当によかったです。診察すると、子宮口5センチ。そりゃ痛いわけです。そのまま入院となりました。助産師さん曰く、出産まであと10時間はかかるとの話でしたが、実際はその約30分後にはあっという間に子宮口全開になり、すぐに息子が誕生しました。

自分でも正直ここまでのスピード出産だとは思っていませんでした。やはり先生の見解というのはすごいなぁと改めて思いました。

『息子よ、のんきだなんて思ってごめんよ。』安産で生まれてくれてありがとうと思った出産エピソードでした。

-体験談

© 2024 妊娠中プレママ応援団