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ダイエット 体験談

数字だけにとらわれて、精神がボロボロになった妊娠中のダイエット

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妊娠がわかった瞬間、「新しい家族が増える」という喜びをかみしめるとともに私の心に浮かんだのは「太りたくない!」という強い想いでした。

この記事では出産しても体型を維持することを意識するあまり、ダイエットに失敗してしまった方の体験談になります。

太っている女の子

 

妊娠は女性にとって、身体的におおきな変化をもたらすイベントです。

母親世代の女性たちが、「妊娠線がのこってしまってビキニが着られない」「妊娠したらお尻が大きくなった」などと嘆く姿。そして、そんな妻をもつ夫たちが、「妊娠して体型がかわってしまった妻を以前のように愛せない」と愚痴っている姿をテレビで何度も見たことがありました。

そのせいか、妊娠は喜ばしいイベントであると同時に、女性にとって「体型を維持する」ための戦いの始まりのように感じられていたのです。

私が妊娠に気がついたのは、妊娠して2カ月たったころ。すでに平常時の体重からプラス2キロほど増えていました。しばらくすると「つわり」の症状が始まったのですが、私の症状は食べ物のニオイが苦手になり食欲が減退するというもの。体重が増えることに危機感を持っていた私は、これ幸いと食べる量を減らして体重をキープ、あわよくば減らしてみようと意識したのです。

定番の朝ごはん

朝食は紅茶1杯、昼食は新鮮なフルーツを1パック、夕食は食べずに小腹がすいたタイミングでドライフルーツやナッツをかじっていました。仕事をしていたのでお腹がすいてもパソコン画面に集中し、気を散らすことができたことが私のダイエットライフを後押ししました。

このような食生活でしたから、体重は「キープ」するどころではなくみるみるうちに「ダウン」。結局、妊娠3カ月~5カ月の間に7キロほど体重は減少していました。さすがにそのスピードで体重が落ちてしまうと、検診で助産師から栄養に関する忠告がなされ「これ以上減らさないように」と注意されることに。さらに栄養バランスの悪化から、顔色も悪く、プツプツとした吹き出物が顔にできてしまいました。これを見て、さすがに「やりすぎたか」と思い少しずつ食事を増やしていこうと決めたのですが、本当に大変なのはここからでした。

 

まず、「太るのが怖い」という恐怖心が私の心に巣食ってしまい、どうにも食欲がわいてきません。食べたいものも思い浮かばす、結局以前のとおりフルーツやナッツしか手に取れなかったのです。

そして、体重が「減り続けた」ことも私の精神状態を悪化させました。

 

自分では頑張って「食べよう」としているのに、翌朝体重計に乗ると減っている。出産に向けて少しずつ体力をつけなければならないのに、そんな状況では力が日々抜けていってしまっている気がしました。

頭の中ではどんどん悪い方へと考えをめぐらせてしまい、「赤ちゃんに栄養がいかず、流産してしまうのではないか」という不安が渦巻いて、精神的に不安定な状態が続きました。夜には、今日も十分に食べられなかったという後悔から追いつめられ、「このまま体重が減り続けて死んでしまうのではないか」と夫にすがりつきながらさめざめと泣いてばかりでした。

この期間、日々頭に浮かんでいたのは私の小学校時代の思い出です。クラスメイトのいじめに巻き込まれた私は、学校に行くことを煩わしく思う気持ちが増幅し、当時「拒食症」に陥っていたのです。当時の写真を見返してみると、骸骨のように頬骨が浮き出た顔をして、小枝のようなか細い手足の自分がそこにいます。食べていたものといえば、ひとにぎりのお菓子と麦茶。私は極度のストレスを感じると、食べ物を受け付けなくなる傾向にあったのでした。妊娠によって生まれた「太りたくない」という恐怖心が強すぎて、そのころの「拒食症」が再び顔をのぞかせたのです。
結局、「つわり」が終わる妊娠6カ月ころには自然と食欲が回復し、食欲の回復にともなって精神状態も落ち着きを取り戻しました。ですが、今思い返してみても「あと一歩」でもう一度私の中に眠っていた拒食症状が顔をだし、それこそ赤ちゃんにも影響が出てしまうほどに食べ物を受け付けない身体になってしまったことに疑いはありません。
私のダイエットは数字だけみてみればマイナス7キロ、一見成功に見えます。しかし、妊娠中のダイエットに大切なのは数字だけでしょうか。私は違うと感じました。最終的に元気な赤ちゃんを産むというゴールを見据えたものでなければなりません。つまり、必要以上に体重は落とすべきではないし、ダイエットのために精神的に不健康になってしまっては元も子もないのです。私のダイエットは、私自身の精神を深く傷つけるもので「大失敗」であったといえます。

 

泣いている女性
失敗した主な理由は「体重を減らそうとしたこと」、そして「体型変化に対する恐怖にばかり目を向けてしまったこと」だと思います。

体重は、医者から減らせと指示されたわけではなかったのですから、「現状維持」することを目標としていればよかったのだと思います。食事内容をフルーツやナッツなどに限ってしまったため私の体重は必要以上に減ってしまいました。

そして、自分の体型変化に目を向けすぎて体重のことばかり考えていたマタニティライフ。自分のことを考えているくらいなら、夫と過ごせる2人の時間を充実させることに意識を向け、もっと赤ちゃんに話しかけるなどして家族の時間を充実させるように意識したほうがよっぽど有益であったと思います。

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