妊娠中にダイエットサプリを飲んで体重管理に役立てたい!このように考える妊婦さんはたくさんおられます。
妊婦健診で、毎回のように体重を指摘されて、このままじゃ無事に健康な赤ちゃんを産めませんよ・・・などと脅かされる妊婦さんが多いためです。
このページでは、妊娠中にダイエットサプリを飲んで良いのかどうか。
また飲まないとしたら、どんな体重管理の方法が良いのかといった点を一緒に詳しく見て行きたいと思います。
ダイエットサプリってどんなものがあるの?
一般的にコンビニでも市販されているものです。
・カロリミット
・フォースコリー
・ガルシニアスリム
などが有名ですね。
では、これらのダイエットサプリを飲んで良いのかどうかを見て行きましょう。
そのあと妊婦さんでも飲めるおすすめのサプリやドリンクを紹介します。
妊娠中にダイエットサプリは飲んで良いの?
妊娠中に前述のようなダイエットサプリは飲まない方が無難です。
また、パッケージには『妊娠中のご使用は控えて下さい』という注意書きがありますが、これには理由が2つあります。
これらのダイエットサプリは、糖やカロリーの吸収をブロックする事が主な効果の仕組みなのですが、ダイエットサプリ自体には妊娠中に摂りたい栄養は含まれていません。これが理由の1つめです。
そしてもう1つの理由は、糖やカロリーの吸収をブロックする代わりに必要な栄養素の吸収もブロックしてしまう恐れがあるという事です。
ただ、足りない分を食事や栄養補給サプリで補うだけなら良いのですが、必要な栄養素までもブロックしてしまう恐れがあるとなると…話は変わって来ます。
妊娠中の体重管理のところでご紹介した、妊娠中に赤ちゃんの成長と自分自身の健康管理のために必要な栄養素までブロックされてしまうと葉酸不足で起こる二分脊椎症などの奇形児や低体重児、流産、死産などの可能性もわずかとは言っても否定しきれません。
また、ダイエットサプリを製造しているメーカーは社会的道義的責任があります。
直接的な因果関係がなかったとしても、万が一の事が起こってしまってからでは遅いため、予防策として妊娠中の摂取を禁止してあるというのが実際のところなんですね。
妊娠中ダイエットで活用できるサプリもある
ページの前半部分では、コンビニ等市販されているサプリメントなどは基本的にお勧めできない。とお伝えしていますが、妊娠中ダイエットでも安心して使えるサプリメントもあるんです。
有名どころで言うと、
- ママサポートイズミ
- 酵素青汁111選セサミンプラス
- プレミアム酵母
こういったダイエットサプリであれば、妊婦さんも安心して飲むことができます。もちろんそのほかにもあるのですが、ここでは紹介しきれないので後述しておきます。
このように、基本的には酵素サプリ系がいいですね。
酵素サプリはどのようにして痩せていく?
酵素と言うと、数年前から日本国内でも流行している酵素ドリンクダイエットで使われている酵素です。
酵素がなぜ妊娠中ダイエットに良いのかと言うと、たくさんの酵素を体内に吸収して働かせると、体の中の代謝が向上します。
代謝が高まると言う事は、普段の食事で摂取した糖分や脂質などの脂肪の原因になるような成分たちを、効率よくエネルギーに変えてどんどん使ってくれるようになります。
逆に酵素不足の状態だと、摂取した栄養素を効率よく捌けない状況になってしまい、そんな中で糖分や脂質等が余ってしまうと、それがそのまま脂肪となって体に蓄積されてしまうんです。
体内でも酵素が作られるのですが、ほとんどの人は酵素不足の状態であると言われています。
それをサプリで補い、痩せやすい体質を維持していきながらダイエットを行っていく。というイメージです♪
なので、酵素サプリと同時に適切な食事の見直しや、継続的なウォーキングなどを行っていると、相乗効果でダイエットの結果も出やすいと言われています。
コンブチャも妊娠中ダイエットに効果的!
酵素の次にダイエットサポートのトレンドとして日本で大人気になったのが、コンブチャです。
コンブチャと聞くと「昆布のお茶」をイメージされるかと思いますが、それはちょっと違くて、コンブチャとはシベリアで古くから伝わっている伝統的な発酵飲料です。
日本では、紅茶キノコと言う名前で少し前に日本国内でも大ブームなったんです。
そんなコンブチャは、酵素も含まれているのですが、それ以外にも
- 善玉菌である乳酸菌
- 善玉菌が好むオリゴ糖
- 体に必要なアミノ酸
- 抗酸化作用のあるポリフェノール
などなど、酵素だけでは摂取できない様々な「からだ巡りサポート成分」を補給することができます。
酵素も充分魅力的なものですが、酵素ドリンクを飲むよりも、コンブチャドリンクやサプリなどを摂取する方が、より“体の巡りに良い成分”を補給できるので、最近ではコンブチャがダイエットサポートアイテムの主流になってきているんです♪
これを使った有名な商品で言うと、「コンブチャクレンズ」がそれにあたります。
妊娠中の体重管理について
妊娠中の体重管理に苦労される妊婦さんはとても多いんです。
というのも、WHOなどでも最も信頼されている体格指数の『BMI値』によって、妊娠中の体重増加の上限が決められていて、産院ではそれを守るように指導するところがあるからです。
妊娠中の急激な体重増加のリスク
妊娠中はホルモンバランスの変化で脂肪や水分をため込みやすくなります。
これは、お腹の赤ちゃんを守ったり、羊水量を一定レベルに保ったり、赤ちゃんにも血液循環をさせるために血液量が増えるなどの理由からです。
しかしながら、妊娠中の体重管理は
・産道に脂肪が付くと難産になったり母体に危険が及ぶ
・妊娠糖尿病と高血圧症候群の予防
・急激な体重増加は腰痛や膝の痛みなどの原因になる
このような理由から、とても必要なものとなります。
妊娠中の体重管理の理想的な状態は、赤ちゃんの成長に必要な栄養素は摂りながら、急激な体重増加を防ぐ事です。
妊娠中に摂りたい栄養素
妊娠中に摂りたい栄養素は大きく分けて4つあります。
・葉酸
・鉄分
・カルシウム
・タンパク質
葉酸
葉酸は、ビタミンB12との共同作用で妊娠中に血液が増える働きを助けます。
さらにもっと大切なことは、赤ちゃんの神経管関連の構築です。
葉酸が不足すると、二分脊椎症と言って脊椎を通る神経管不全を起こす先天異常で、無脳症による流産や死産につながる危険性があります。これは葉酸サプリの摂取によってリスクを5分の1にまで引き下げる事が出来ます。
妊娠中に必要な葉酸の量は、1日あたり400μg(0.4mg)と言われています。
また、葉酸は水溶性ビタミン様物質で過剰摂取が心配せずに済む栄養素ですので、サプリを使って摂取する事が厚生労働省でも推奨されています。
鉄分
鉄分は、赤ちゃんに栄養を送り届けたり血液循環をするためと出産時の出血に備える血液量の増加が起こるのですが、鉄分を摂っていないと血液の質が悪くなり、貧血が起こりやすくなります。
また、妊娠中にはビタミンA過剰症を防ぐために植物性の非ヘム鉄の摂取が推奨されているのですが、吸収率が悪いためカルシウムとの同時摂取で吸収率を上げる必要があります。
カルシウム
カルシウムは、前述の通り非ヘム鉄の吸収を良くする事と、赤ちゃんの体幹や骨を作るために必須の栄養素です。
また、産後に骨粗鬆症になってしまうママさんもおられるため、その予防という意味も大きいんですよ。
タンパク質
タンパク質は、人間の身体を構成する必須栄養素です。ママの身体を維持するために必要なのは当然ですが、赤ちゃんの身体を作るためにも必要です。
また、タンパク質はどういった形で摂ったとしても、そのまま身体で利用されるわけではなく、アミノ酸に酵素分解された後に血液でいろいろな部分に運ばれるため、酵素の補給も必要になってきます。
妊娠初期・中期・後期の摂取カロリー
妊娠中の摂取カロリーは初期・中期(安定期)・後期の3期で通常時よりも多く摂って良いカロリーの平均値があります。
・初期は通常時+50kcalオーバー
・安定期は通常時+100~150kcalオーバー
・後期は通常時+200~250kcalオーバー
という妊娠中の3期でそれぞれ通常時よりもカロリーを多めに摂って良い事になっていますが、BMI値が高めの方や30代後半や40代の方の場合は、先ほどの基準から-50kcal程度が目安になります。
このように現在では食べ過ぎに注意しようという意味からもカロリー制限が設定されているんですね。
では、妊娠中にカロリーの摂り過ぎをブロックしてくれるダイエットサプリは飲んで良いものなのかを見て行きましょう。
妊娠中はどんな体重管理が良いの?
妊娠中の体重管理の理想的な方向としては、やはり低カロリー高タンパクで野菜中心としたメニューのな食事を基本としたものが良いでしょう。
食材をお米などの炭水化物、お肉やお魚などの動物性、野菜類に分けると
・野菜類が50~60%
・お肉・お魚類が15~20%
・炭水化物が15~25%
というようなバランスで摂ることが出来るのが理想的と言われています。
また、適度な運動も心がけて、出産時の陣痛やいきむ事に耐えられるような体力や筋力を付ける事も大切です。
妊娠中のホルモンバランス溜め込みやすくなった水分や脂肪を分解、排出しやすくなる他にも基礎代謝が上がるため冷え性や便秘の予防にもつながります。
必要な栄養素をしっかり補給する事と出来る限り低カロリーを意識する事、適度な運動をする事を心がけるのが妊娠中の理想的な体重管理なんですね。
妊娠中の体重管理とストレス
先ほど『妊娠中の体重管理の理想形』をご紹介しましたが、これを意識するあまりストレスになってしまうようでは問題があります。
妊娠中のストレスは、赤ちゃんの胎児記憶として反映されて、多動性注意欠陥症や過剰なダイエット意識による低体重児、または将来的な肥満児につながる可能性があります。
ですので、太り気味を注意されている方は2週間に1回、順調な体重管理が出来ている方はご褒美に1週間に1回などで『好きなものを食べたいだけ食べる』というようなガス抜きも必要です。
また、食べつわりが続いている方の場合は、食事回数を多くして、その代りに1回あたりの食事量を減らすという方法も良いでしょう。
要するに、急激な体重増加さえしなければ良いわけですから、あまりガチガチに意識してしまうのは考え物です。
効率の良いダイエットなら菌活ドリンクがオススメ
妊娠前まで効率の良いダイエットを行うために、カロリーを制限するような効果のあるダイエットサプリを飲んでいた方、もしくはこれからの効率の良いダイエットのためにそういったものを活用したい。と思われている方はたくさんいらっしゃると思います。
それらがあまり妊娠中に好ましくない理由は先程の段落でお伝えした通りです。ですが何もできないわけではありません。
方向性は少し変わってしまいますが、近年のダイエットの主流となりつつあるコンブチャなどの菌活ドリンクならば、妊娠中のママさんでも母体や胎児会の悪影響を気にせず安心して飲むことができます。
また個人的には、むしろその辺の手軽なダイエットサプリよりも圧倒的にダイエット効果が期待できるのではないか?とも思っています。
しかし、コンブチャドリンクや酵素ドリンクの中にも、極端に安く販売されていたり、どこのメーカーが販売しているのかよくわからないようなものも稀に存在します。
そういったものは品質が著しく低かったり、安全性が保証されていないものもあります。実際に公式ページを確認し、安全性や注意点などについてしっかりと記載されているものなどなら安心です。
また、そこのメーカーに直接問い合わせてみるのも1つの手段です。
私のオススメはこれ!
一言で酵素ドリンクや菌活ドリンクといっても、今やその数は無数に存在します。
そうともなればあまり詳しくない方からすればどれを選んだらよいのかよくわからない。とさらなる悩みのきっかけとなってしまいかねません。
そこであえて私からお勧めを提案するなら、酵素ドリンクであれば「ベルタ酵素ドリンク」、菌活ドリンクであれば「コンブチャクレンズ」これがお勧めです。
いずれにしても妊娠中のママさんでも安心して飲むことができますし、妊娠期間中に余ってしまったとしても、出産後の授乳中でも安心して飲むことができるものです。
ダイエットの選択肢を広げると言う意味でも、お時間があるときに一度目を通してみると良いかもしれませんね♪
※コンブチャ+酵素の魅力を混ぜた最新サプリのお知らせ
現在、妊娠中ダイエットに「酵素系アイテム」もしくは「コンブチャ系アイテム」を検討されている方に朗報です!!
ページ内では、酵素ドリンク/サプリの魅力や、コンブチャの魅力をお伝えさせていただきましたが、それらの良いところを合体させた最新サプリが登場しました♪
その名も
「ベルタこうじ生酵素」
と言うサプリメントです。
この名前を聞いてピンときた方もいらっしゃるかと思いますが、ダイエットドリンク/サプリで絶大な人気を誇るあの「ベルタ」から発売された新しいサプリです。
このサプリには、酵素はもちろんのこと、コンブチャも含まれていて、さらには「こうじ菌」という聞きなれない新たな要素も加わっています。
今までのサプリやドリンクとはどんな違いがあるのか、また、「ベルタこうじ生酵素」を飲むことで、具体的にどんなメリットが期待できるのか、気になりますよね♪
「ベルタこうじ生酵素」の詳細はこちらで確認することができます↓
まとめ
妊娠中のダイエットサプリの危険性や体重管理を一緒に見て来ましたがいかがでしたでしょうか。
先ほど、妊娠中の体重管理でストレスを感じないような方法もいくつか見て行きましたが、中には産院側が体重管理に異常なほど厳しいところもあります。
BMI値が特に肥満傾向があるわけでもないのに、最初から体重増加を気を付けるように釘を刺すような産院もあるのが実態です。
また、冒頭でも軽く触れましたが『このままでは健康な赤ちゃんを産めないですよ』とか『うちじゃ産ませられないよ』などと脅しのような事を言って過剰な意識付けをする産院もあります。
それが原因で栄養摂取がちゃんと出来なければ、それこそ健康な赤ちゃんと会う事も出来なくなってしまいます。
自分自身を守る事が、お腹の赤ちゃんを守る事になりますので、くれぐれも無理や無茶はしない事と体重管理で健康管理を犠牲にするような本末転倒は避けるようにしましょう。